200years:

-ozekikoki-

カメラの襟元


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SONY RX100

こんなに雨の続く8月は40年ぶりらしいですね。

皆さんはどのように過ごされておりますか?

 

私は本当にお陰様で、びっちりとお仕事を頂けております。

感謝感謝であります。

 

しかしジメジメとした中、都内をあちこち移動することだけはイヤンな時もございます。

そうは言ってもスナップの為には是が非でも歩きたいので、傘を差しながら今日もウロウロするのであります。


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SONY RX100

 

機材の詰まったザックを背負い歩くので、小さいとは言え妙に尻ポッケとの相性が宜しくないRX100は、左肩付近に取り付けたカメラケースから出し入れするのですが、これがなかなか使い勝手がよく、尻からカメラを取り出すよりもアクセスが楽です。


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SONY RX100

とにかく全般的にサクサクした動作と相まって、昨日時点でGRD4のショット数を抜き去ってしまいました・・・。

論より証拠、精神論より実用論とはこのことなのでしょうか。

まだ謎の悔しさがつきまといますが、本当にSONYは凄いカメラを造ったのだなと、大変今更ながらにシミジミと痛感する次第です。

 

ある程度RX100を使いこなせた頃と思い、昨夜に有楽町の量販店で最新のRX100Vを改めて触ってきました。

ご存知の方も多いのでスペックなどのカタログ値は割愛しますが、とんでもない仕上がりですね・・・。

何なのでしょう、あのAFの速さは。

試した方法は、レンズの手前に手のひらを出し、最短距離にフォーカスした後、サッと手をどかすと同時に一気押し。

もう何度も何度も試しましたが、間違いなく確実なフォーカス精度で数メートル先へピントが合ったカットが撮れています。

その逆も然りです。

手相や指紋までクッキリ。

 

初代RX100を一万円台で手に入れた身としては、どう自分を騙そうと試みても、12万という価格では手がでません。

まぁ、もし見た目や質感がTVS DIGITALの復刻版のようであったなら、買ってしまうんでしょうけど・・・。

 

そこで一つ、SONYさんに提案です。

死蔵されているCONTAXブランドを、そろそろ買っても良いのではないですか?

現状をちゃんと調べた訳ではないのですが、たしか権利はまだ京セラさんが持っていたはずですよね・・・

そしてどうか、どうか、第一段を【C900α】として出しませんか?

そしてどうか、どうか【T&TVS】を復活させちゃいませんか?

 

はい。

絶対に無いからこその、楽しい妄想でありました(笑)

だけど”これぞ写真機”って感じのカメラを一台くらい出して欲しいのです。

ということで、いつか【SONY】をカメラメーカーとして認識できる日がくると良いなぁ、と思うのでした。

ごめんなさいね、ソニーさん(汗)

凄まじい技術力には脱帽でありますが、まだどうしても、カメラの襟元の汗が見えてこないのです。

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】


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SONY RX100

観光地『歌舞伎町』

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SONY RX100

前回のブログを書いた後、せっかく新宿にいるのだから手元のRX100を使ってみようと、久しぶりに歌舞伎町へ足を運びました。

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ただやはり、私のような”おノボリさん”がイメージしてきた歌舞伎町は、本当にもう過去のものですね。

現在の歌舞伎町は、実にクリーンで洗練された雰囲気。

国内外の観光客と、昔からそこに住み着く輩が入り混じった変な空間であります。

例えるならば『新大阪駅』のエスカレーター状態ってとこですかね。

 

皆さんご存じの通り、ざっくり申しますと東京と大阪ではエスカレーターに乗る際に、立ち止まる位置が右と左で異なるのですが、新幹線で東京と繋がる新大阪駅内のホームへと続く長いエスカレーターは、下から眺めるとたいへん面白い光景を目にできます。

 

特に上りのエスカレーターが顕著でありますが、出張や観光から東京へ戻ろうとする関東人と、単純に東へ向かおうとしている関西人、はたまた関西に若干馴染んだ関東人が混ざる為、長いエスカレーターで立ち止まる位置がスッチャカメッチャカなんです。

そして徐々に新幹線のホームへ近づくにつれて、左側にまとまっていくわけであり、最後はピシッと全員が左一列に並んでしまうのです。

 

思うところ現在の新宿歌舞伎町は、ちょうど変化し始めたところなのでしょう。

人相からパッと見て取れる善人と悪人が入り混じり、強引に観光地化されていく歌舞伎町で賑わう様子は非常に面白くもあり、また逆に「海外マフィアの侵食が進んでしまうのではないか」という妙な懸念すら感じてしまいます。

唯一の抑止力は我が国の”YAKUZA”でありましょう。

『縄張り』の変化をどのような目で見ているのか。

そっちの方が興味在ります。


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SONY RX100

最終的にどのようなまとまりを見せるのか。

私はその経過を見れる世代ということですから、カメラを片手に見守っていこうじゃありませんか。

それにしても大きな一眼レフをぶら下げた観光客があまりに多いので「あれ?森山先生!もうGRじゃなくても大丈夫そうっすよ!」とか思ってしまいます。

ちなみにこの日は2回も『シャシントッテクダサ~イ』と話しかけられました。

なんか、忙しかったです(笑)

 

さて、今日になりまして改めてRX100を振り回してみると、つくづく悔しい思いをするわけです。

「なんでこんなにサクサク撮れるの?」

「なんでこんなにAF早いの?」

「なんでSONYなの?」

って感じで(笑)


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AFを使っていながらにして、本当にタイムラグを感じないのです。

「み、みんな。数年前からこんなにすごいカメラを使っているのかい?」って感じです。


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今更に様々なレビューを見てみると「初代は別に誉めれるレンズじゃないよ」などのコメントも在りますが、何を言っているのだよ、と。

かなりいいレンズやんけ、と。


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単焦点とは異なるズームらしい良いレンズです。

ZeissのVario-Sonnarだからなのか、途中から不思議とTVSを使っている時の感覚になりました。

最近あまり持ち出していませんが、今度併用してみようかしら。

最新のmarkVなんて10万円を越えているんですから、次回作または別路線としてバブリーなチタン外装&実像ファインダーを搭載してきて欲しいものです。

当然SONYさんはそういうことしないでしょうけど・・・

 

困りました。

 

いままで”リコペン”スタイルだったのに、最近は”フジソニ”スタイルに変わりつつあります。

とは言えK-7とGXRは今後も揺るがぬ片腕ですから、どうか常連の読者の皆様、引き続き暖かい目でお付き合いくださいませ・・・。

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】


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SONY RX100


 

 

 

 

GがR


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このブログに、まさか、この機種が登場しようとは、

誰が予想出来たというのでしょうか。

 

私自身驚いております。

タイトルの【GからR】とは、長らく相棒のズーム機であったGX100の代わりとして、RX100を買ってみた、ってな事です。

一文字違いということを買ってから気がつきました。


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このRX100。

写真からはわかりにくいのですが、かなりのズタボロ選手であります。

デジタルカメラというのは「値のあるうちに・・・」という考えを、常に頭の片隅に宿らせる存在なのでしょうか。

壊れていないのが不思議なくらいボロボロで、強い衝撃が加わったのは一度や二度では無い事が容易に見て取れます。

当然値段は信じられないほどに安く設定されておりました。

半ばジャンク同然の個体でしたが、細々とチェックしてみてもこれといった不具合もなく、見た目を抜きにすればちゃんとRX100であります。

 

実は私はボロボロなのに正常動作するカメラに滅法弱いのです。

恐らくはこの個体が綺麗なものであったなら、たとえ同じ値段で置かれていても買っていなかったと思います。

 

RX100は、今更説明不要の大ヒット機であり、間違いなく『高級コンデジ』と称されるジャンルに一石投じた異端児で且つ、今となっては記念碑的存在とも言えるでしょう。

私もこれまでに何度も店頭で手にとっては弄りまわし「凄い、けどなんか違う」という意味不明のポリシーによって購入までは至らずに今日まで来ました。

 

しかし、つい先日。

純正のゴムグリップの付いた中古品を手にしてから、改めてRX100に関心を寄せていました。

思い返すとこのグリップの存在を認識はしていたものの、実際に握ったのは初めてだったのです。

「これは案外イイのでは?」と、感じてからの昨日です。

 

「僕、結構頑丈なんです。まだ写真を撮れます。」という声が聞こえた気がして、わかったよ、と連れて帰る事にしました。


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SONY RX100

 

その日の夜に「RX100かぁ」と、これまで食わず嫌いしていたカメラを手にしている事へのバツの悪さからか、妙に釈然としないまま隅々まで綺麗に磨きました。

そして実は同時に新品購入したお目当ての純正ゴムグリップを貼り付けて、さらには納得のいかない親指部分の小さなゴムグリップをパーマセルで何重にも加工して、ようやく僕なりのRX100が完成しました。

 

そして今日になり、シャープネスと彩度を落とし、DRO(ダイナミックレンジオプティマイザー)を僅かに効かせつつ使ってみると、まぁ予想通りと言いますか、かなり優秀なわけです。

20Mは不要なので画素数は10Mに落として使っていますが、そもそもGRD4などより画素ピッチが広いわけですから、やはり画質は良いのです。

何でしょうね、この妙な悔しさって・・・(笑汗)

 

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SONY RX100

 

同じSONY、いえ、MINOLTAの技術陣営が最後に世に放ったα900を愛していますから、多少のインターフェースの違いがあれど、操作や設定は特に困りません。

ま、GRD4とは再生や削除ボタンの位置が違いますから、度々指が迷いますがね。

 

さて、長々ダラリと書き綴ってきましたが、とりあえずしっかりとボロボロRX100を使い切ってあげようと思います。

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】


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SONY RX100