オーゼキコーキPHOTO BLOG ~僕らを幸せにするカメラとの日々~

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いま個人的に最も注目しているカメラ『Pixii』

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XZ-10

 

はるか遠くの”おフランス”から、大変興味深いカメラが発売されるとの情報を得てからというもの、毎日のように頭に浮かぶカメラ『Pixii』

 

www.itmedia.co.jp

 

ここを読んでくれている皆様であれば既にご存知ですよね。

そして、オーゼキの好物であろう事もお分かりですよね(笑)

 

こういう真剣に引き算をしたカメラを「どこか(ペンタとか)出してほしいなー」とずっと思っておりました。

え?Leica M-D(M10-D)があるやん、ですって?

 

あれは全く買うことのできない価格帯の代物ですし、正直なところ引き算に真剣さが足りませんから論外です。

特に最近発表されたM10-Dの巻き上げレバー風サムレストには心底がっかりしました。

ワーゲン・ビートルのコックピットに花瓶(花差し)が現代も有るのとはワケが違います。

 

話は戻しますが、この『Pixii』、気になるのはその出身地です。

そう、おフランスであります。

現代のカメラに生きる僕のような青二才は知らなかったのです・・・。

 

カメラの歴史�@ 「カメラのはじまり 〜カメラって何?〜」

カメラの歴史 - Wikipedia

 

カメラの起源を辿ると、なんとフランスに行きつくんですね・・・。

てっきりドイツだと思い込んでいました。

なんとも恥ずかしや。

 

調べてみるとフランス製カメラは数種類存在しているようです。

レンズでは『アンジェニュー』などの名前は知っているものの、ボディなどに関してはノーマークで無知でありました。

 

しかしながら結果として(戦争のせいで)今日までカメラの進化合戦には主に顔を出すことのなかった国が、なんと驚きの『Pixii』を発表したのであります。

 

と、ここまで話すと

「そんで、Pixiiのなにがそんなに良いのだよ」と思いますよね。

 

ここで簡単に現時点で判明している『Pixii』の特徴をおさらいしましょう。

 

Pixiiの特徴

・レンズ交換式デジタルカメラ

・ライカMマウントを採用

レンジファインダー機(0.67倍)

・背面モニターなし

メモリーカードスロットなし

・グローバルシャッター(電子シャッター)

・ISO100~6400

CMOSセンサー(サイズ不明)

・画素ピッチは公表されていて5.5マイクロメートル

・つまりAPS-Cの場合1200万画素/フルサイズの場合2800万画素となる

・ローパスレス

・RAW12bit記録

・内部ストレージは8GBまたは32GB

カメラボディはアルミニウム製

・シルバーアルマイト、グレー、マットブラックから仕上げを選べる

・特注でカーボンチタンにすることも可能

・本体サイズは138(幅)×79(高さ)×33(奥行き)ミリ

・バッテリーを含む重量は約460グラム

 

ざっとこんなもんでしょう。

他にもWi-FiやらBluetoothやらありますが、とりあえず割愛です。

さて、このようにスペックを眺めてみると、とくに尖った性能はありません。

(いや、グローバルシャッターは実に鋭く尖ってますけどね)

 

じゃあこのPixiiのどこがそんなに良いのかといいますと、ずばり・・・

 

必要最低限、感、から得られるスリル

です。

 

なんだかんだ言ってモニターのあるカメラで写真を確認しないのって重労働です。

”見れるのに見ない”のと、”見れない”では大きな差なのです。

そしてメニューをいじる細かい設定からも解放されるわけです。

 

こうなると一番大事なのは、カメラそのものが持つ”質感”やら”存在感”などが、所有欲の類を満たせるか否か。

これに尽きます。

 

この場合とりあえず画質とかは置いておきます。

Pixiiに対してそこで他の現行機種と比較するのはナンセンスな話だと思いますから。

(かと言って、どこぞのYASHICA銘で登場したトイカメラ画質の場合はオコです)

◆◆◆

※追記※

https://pixii.fr/

公式サイトを見る限り、掲載写真が実機で撮影したならばダイナミックレンジは広くて良質な写真データを提供してくれそうです。

◆◆◆

 

今のところ、公開されているデザインを見る限り僕はとても好感を持っています。

「実際に手元に来たら・・・」と

何もない自宅のテーブルを見つめて、そこにまだ見ぬPixiiが鎮座されているイメージをしてみると、これがまた実に愛おしくて手が伸びてしまうのでありますから、ここはクリアです。

あとは質感ですけどねぇ・・・

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アルミ製で且つボディが前後に真っ二つの構造(写真を注視するとわかる)の場合、ずば抜けて高い質感は得られないだろうな、という予想がつきます。

そして大切な価格が納得の領域ならば・・・

 

ところでこの『Pixii』を世に送り出そうとしている会社が「フランスのスタートアップ企業”PIXII SAS社”」と言われていますが、この”スタートアップ”ってどういう意味かご存知でしょうか?

僕は知らなくて「ベンチャーみたいなもんかな?」と思っていたのですが、調べてみると似て非なる意味合いで驚きました。

これ以上書くと長くなりすぎますから、知りたい方は調べてみることをお勧めします。

 

来年発売されるカメラでオーゼキが大注目しているのは下記の機種

RICOH GR3

・Pixii

OLYMPUS E-M1X

 

では、また新情報や気になるカメラ製品を見つけたら、長めの独り言を書こうと思います♪

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】

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X100T

 

 

 

 

 

 

FUJIFILM GFX 50R 触ってきました

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X100T

 

久しぶりに六本木まで足を運びましたので、そのついでにFUJIFILMスクエアへ。

お目当てはもちろん『GFX 50R』です。

 

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ん~、なかなかカッコいいですね。

そして持った瞬間に感じたのは”かなり軽い”ということ。

想像より本当に軽くて軽くてビックリするほどでした。

ただ、幸か不幸かそのせいで若干だけ高級感が乏しく感じたというのが本音です。

まぁ、スーパーのお惣菜じゃないのだから、手に持った重さで損得を測るのもナンセンスでしょうな(笑)

 

気を取り直してファインダーを覗いてパチリ。

ん?

ん?ん???

 

ブラックアウトが長い。

長すぎる・・・。

そしてシャッター音も遅く聞こえるのです。

感覚的に言いますと1/500で切っているのに1/8のようなレリーズ音なのです。

 

本機は「メカニカルシャッター」「電子先幕シャッター」「電子シャッター」と、大きく分けると3タイプの設定が存在します。

一応メニュー内を確認してみましたが「メカニカル」に設定されています。

どうにも納得がいかないので案内係の方へ訪ねてみるも、苦笑いしながら「まぁ、みなさんそう言います・・・一応現状はこういう仕様ということで」とのこと。

 

ま、まぁ・・・この辺は製品版では少しは改良されている事でしょう。

どうしてもセンサーが大きいのでシャッター幕の動作に時間が掛かるのは仕方がないことですし、それを勘定すれば十分に早いとも言えます(笑;)

 

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さて、外観をゆっくりと眺めてみました。

するとISOダイヤルが無いことに気が付きます。

X-pro2/T2/H1などを仕事で使う身としては、ついキョロキョロと感度ダイヤルを探してしまいました。

これは”Xユーザーあるある”かもしれませんね。

もう先入観で現行のFUJIFILM上級機は軍艦部を見れば全ての設定が把握できるものだと思っちゃってるんですよね・・・。

慣れの問題ですが、Xシリーズと交互に使うことを想定すると暫くは目が迷うことになりそうです。

 

てなわけで、総じて「良い感じのカメラでした」と、〆たいところですが・・・

 

そうもいかの金太郎。

 

写真に撮り忘れたので文字だけでの説明で大変恐縮ですが、ものすごく品位を落とす箇所があったのです。

それは『グリップ側面のSDスロットの上にあるUSB端子カバー』のチープさ。

要は、そのカバーをカパッと開けるとUSBの挿入部が表れるのですが、この蓋が全く見事に空きやすいのです。

爪をかけて開けられるように溝というか突起のようなものがあるのですが、これを上から軽くなでるだけでプカプカと浮いてしまい隙間ができます。

つまり通常使用で右手で握る箇所ですから、防塵防滴を謳う機種としては致命的な欠陥構造。

 

係員の方に聞いてみると「ありゃほんとですね・・・製品版で良くなってると良いんですが・・・」

と、僕の気持ちを代弁してくださいました。

 

そ、そうですよね!

50万するカメラボディのグリップ付近に、駄菓子のおまけで入っている人形のパーツと同じような素材の蓋が付いているわけありませんよね!

あーびっくりした。

展示されているのは試作機だから、そりゃそうですよね!

 

・・・

 

FUJIFILMさん、切に願う。

発売後にそんなことで叩かれるメーカーの姿なんて、ファンとしては見たくありません。

 

と、いろいろ残念に感じてしまったことばかり書きましたが、645フォーマットが載っているとは思えないほどボディ自体は小型で軽いです。

これ自体は良いことだと思いまが、やはり現状出ているレンズがでかいのは仕方ないですから、これから登場する小型レンズシリーズに期待です。

 

でも触って改めて感じたのは「これでOVFが積んであればなぁ」ということ。

先行して発売されているセンターファインダータイプのGFX50Sとは姿かたちは異なるものの、「小型軽量化を目的として行きついたのがレンジファインダースタイルでした」という感じが拭えない。

つまりはGFX50Sの形を変えた廉価版という印象を持ってしまったということです。

 

言い方を変えれば、この内容ならレンジファインダースタイルである必要が無いわけで、 例えばスナップに限って言えば「軽快に扱えそうなのにそうもいかない」というジレンマしか生まれないのでは?とまで思ってしまいます。

 

FUJIFILMの中判ミラーレスが他社でいうところのフルサイズミラーレスの立ち位置としたいならば、システム全体の価格どうこうの問題の前に、「センサーがデカい」という以外の付加価値も盛り込まないと(OVFもある意味その一つ)、安易に高みの見物とはならないでしょうな・・・。

 

って、何を偉そうに僕ってば、ね。

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】

 

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