200years:

-ozekikoki-

散歩中の頭の中

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X-pro2 + XF35mm F2

 

今日は午前の早い時間に仕事を終え、家で昼食をとり、午後は久しぶりに一人でゆっくりと近所をお散歩です。

 

少し気が早いのですが、もう2018年も11月です。年末です。

今日は7日ですけど、まぁ気が付けば中旬になり月末になります。

今年は人生で最も早く過ぎていく年に感じてます。

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X-pro2 + XF35mm F2

 

「夏はこんなことしよう」「あんなところに行こう」とか、いろいろ考えていたのに、気が付けば秋さえも終わるってか・・・。

 

そういえば、上京してから一番多く足を運んでいる花火大会が『調布花火大会』であります。

とは言え、かれこれ4年近くもご無沙汰していますが、それ以前はいつも僕の出身地とも言える”日活撮影所”の中から見上げるのが定番でした。

その時期になると撮影所内の一部はお祭りムードで一色となり、氷漬けでキンキンに冷えた缶ビールや酎ハイが水色の特大サイズのごみ箱内に詰められてズラリ。

 

一般の人が入れないのをいいことに、悠々とブルーシートの上の特等席で花火を楽しんでいました。

それが年を追うごとに日活そのものの事業縮小により撮影所内の区画整理がはじまり、思い出のブルーシートエリアもパタリとなくなってしまいました。

(今は砂利砂利の駐車場かな?)

それに加え、調布花火大会そのものも有料席の広範囲化が始まり、更には夏の風物詩であるはずの花火なのに、ここ数年は秋に開催する運びとなった模様で、今年はなんと10月の末の日取りでありました。

 

最後に行ったのはまだ夏に打ち上げていた頃で、その時は息子は存在しておらず妻と二人きりでした。

たしかα900にMINOLTAの50㎜と28㎜という組み合わせで出かけたと記憶しております。

ん、GX1に8㎜のビスケット魚眼レンズのセットもポケットに入れていたかな?

まぁ、まだ一応若い部類ですから”セルフィー”用にってことで。

なんだか今年は一瞬で終わるのに、これに関しては”かなり昔”の記憶を掘り起こしているような感覚で不思議であります。

 

今年は秋の開催とはいえ、久しぶりに(息子は初めて)花火を見に行こうと思っていたのに、僕のうっかりミスでGoogleカレンダーに予定を入れておらず、気づいた時には仕事で埋まっておりました。

全くもって家族サービスの悪い父(写真人)でありますね。

 

おヒトによっては「写真人である前に父親でしょう、夫でしょう、ちゃんとせい!」と、おっしゃられるかもしれませんが、我が家の思想は真逆でして、生態系理論でいう三角形の頂点が”写真”でありますので、一応「すまんな」と妻に報告したものの、特に責められるようなことはありませんでした。

とは言え来年こそは何とか花火大会への参加を遂行したいところです。

単純に『夏の夜空に花火』が好きですからね。

 

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X-pro2 + XF35mm F2

 

歩けど歩けど、どうも僕が向かう方向は陽に背を向けるルートのようで、常にビヨーンと自分の影が目の前に・・・。

カメラを構えると必ず真っ黒な男のシルエットが付いて回るので、ついついコイツの一年を振り返りながら歩く羽目になりました(笑)

 

息子もお陰様で先日無事に幼稚園が決まりました。

この辺のことも妻に任せきりで、近々お風呂で映画やドラマを楽しめるように防水のタブレットなどを買ってあげたいです。

もちろん僕のお小遣いからなので、本人に尋ねて高価な機種を求められた場合はちょっと先の話になりますけど(笑)

 

以上が、本日のお散歩中の脳内でした。

 

オーゼキコーキ

 

 

【本日の一枚】

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X-pro2 + XF35mm F2

 

 

 

 

 

Gパンさけさけ2

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XZ-10

 

今年の春の記事『Gパンさけさけ』から、約半年と少し・・・

2018年2本目のジーパンが早くも裂けてしまいました(笑)

同じくお股の辺りでございます。

仕事中、しゃがむ度に「びりびり、びりびり」と鳴きっぱなしでありまして、さすがにこれ以上はマナー違反のラインと判断したため、今日はジャージで出動しております。

 

いや、場合によってはジャージもマナー違反かもしれませんが(笑)

そこは大丈夫です、礼節上は”問題ない現場だ”とか、ちゃんと判断してますから;

 

ところでこんなことを話すと「他にズボンは無いのか」と突っ込まれますが、当然少ないながら持ってはいます。

ただ、妙なことに仕事の時は『Gパン』というのが定番化しており、オーゼキのユニフォームみたいなものですから他のズボンでは気持ち悪いのです。

(以前勤めていた事のある商社でも全社員スーツなのに僕だけGパンという伝説を持っています(笑))

 

それに撮影の際は地べたに座ったり、油っぽい床に膝をついたりと、何かと汚れますからねぇ・・・

 

Gパンってホントすごいです。

オシャレ着と作業着の両方の顔を持つズボンって他にないですよね(笑)

とりあえず『EDWIN』→『Wrangler』と来ているので、次は『Levi's』だろうか。

まったくこだわりは無いので何でも良いのですが、せっかく買い替えるなら違うやつで、というだけの事。

 

思ったんですけど、『フォトグラファー専用ジーンズ』とかないんですかね(笑)

もし有れば今世終えるまで買い続けますけど。

 

オーゼキコーキ

 

 

【本日の一枚】

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XZ-10

いま個人的に最も注目しているカメラ『Pixii』

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XZ-10

 

はるか遠くの”おフランス”から、大変興味深いカメラが発売されるとの情報を得てからというもの、毎日のように頭に浮かぶカメラ『Pixii』

 

www.itmedia.co.jp

 

ここを読んでくれている皆様であれば既にご存知ですよね。

そして、オーゼキの好物であろう事もお分かりですよね(笑)

 

こういう真剣に引き算をしたカメラを「どこか(ペンタとか)出してほしいなー」とずっと思っておりました。

え?Leica M-D(M10-D)があるやん、ですって?

 

あれは全く買うことのできない価格帯の代物ですし、正直なところ引き算に真剣さが足りませんから論外です。

特に最近発表されたM10-Dの巻き上げレバー風サムレストには心底がっかりしました。

ワーゲン・ビートルのコックピットに花瓶(花差し)が現代も有るのとはワケが違います。

 

話は戻しますが、この『Pixii』、気になるのはその出身地です。

そう、おフランスであります。

現代のカメラに生きる僕のような青二才は知らなかったのです・・・。

 

カメラの歴史�@ 「カメラのはじまり 〜カメラって何?〜」

カメラの歴史 - Wikipedia

 

カメラの起源を辿ると、なんとフランスに行きつくんですね・・・。

てっきりドイツだと思い込んでいました。

なんとも恥ずかしや。

 

調べてみるとフランス製カメラは数種類存在しているようです。

レンズでは『アンジェニュー』などの名前は知っているものの、ボディなどに関してはノーマークで無知でありました。

 

しかしながら結果として(戦争のせいで)今日までカメラの進化合戦には主に顔を出すことのなかった国が、なんと驚きの『Pixii』を発表したのであります。

 

と、ここまで話すと

「そんで、Pixiiのなにがそんなに良いのだよ」と思いますよね。

 

ここで簡単に現時点で判明している『Pixii』の特徴をおさらいしましょう。

 

Pixiiの特徴

・レンズ交換式デジタルカメラ

・ライカMマウントを採用

レンジファインダー機(0.67倍)

・背面モニターなし

メモリーカードスロットなし

・グローバルシャッター(電子シャッター)

・ISO100~6400

CMOSセンサー(サイズ不明)

・画素ピッチは公表されていて5.5マイクロメートル

・つまりAPS-Cの場合1200万画素/フルサイズの場合2800万画素となる

・ローパスレス

・RAW12bit記録

・内部ストレージは8GBまたは32GB

カメラボディはアルミニウム製

・シルバーアルマイト、グレー、マットブラックから仕上げを選べる

・特注でカーボンチタンにすることも可能

・本体サイズは138(幅)×79(高さ)×33(奥行き)ミリ

・バッテリーを含む重量は約460グラム

 

ざっとこんなもんでしょう。

他にもWi-FiやらBluetoothやらありますが、とりあえず割愛です。

さて、このようにスペックを眺めてみると、とくに尖った性能はありません。

(いや、グローバルシャッターは実に鋭く尖ってますけどね)

 

じゃあこのPixiiのどこがそんなに良いのかといいますと、ずばり・・・

 

必要最低限、感、から得られるスリル

です。

 

なんだかんだ言ってモニターのあるカメラで写真を確認しないのって重労働です。

”見れるのに見ない”のと、”見れない”では大きな差なのです。

そしてメニューをいじる細かい設定からも解放されるわけです。

 

こうなると一番大事なのは、カメラそのものが持つ”質感”やら”存在感”などが、所有欲の類を満たせるか否か。

これに尽きます。

 

この場合とりあえず画質とかは置いておきます。

Pixiiに対してそこで他の現行機種と比較するのはナンセンスな話だと思いますから。

(かと言って、どこぞのYASHICA銘で登場したトイカメラ画質の場合はオコです)

◆◆◆

※追記※

https://pixii.fr/

公式サイトを見る限り、掲載写真が実機で撮影したならばダイナミックレンジは広くて良質な写真データを提供してくれそうです。

◆◆◆

 

今のところ、公開されているデザインを見る限り僕はとても好感を持っています。

「実際に手元に来たら・・・」と

何もない自宅のテーブルを見つめて、そこにまだ見ぬPixiiが鎮座されているイメージをしてみると、これがまた実に愛おしくて手が伸びてしまうのでありますから、ここはクリアです。

あとは質感ですけどねぇ・・・

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アルミ製で且つボディが前後に真っ二つの構造(写真を注視するとわかる)の場合、ずば抜けて高い質感は得られないだろうな、という予想がつきます。

そして大切な価格が納得の領域ならば・・・

 

ところでこの『Pixii』を世に送り出そうとしている会社が「フランスのスタートアップ企業”PIXII SAS社”」と言われていますが、この”スタートアップ”ってどういう意味かご存知でしょうか?

僕は知らなくて「ベンチャーみたいなもんかな?」と思っていたのですが、調べてみると似て非なる意味合いで驚きました。

これ以上書くと長くなりすぎますから、知りたい方は調べてみることをお勧めします。

 

来年発売されるカメラでオーゼキが大注目しているのは下記の機種

RICOH GR3

・Pixii

OLYMPUS E-M1X

 

では、また新情報や気になるカメラ製品を見つけたら、長めの独り言を書こうと思います♪

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】

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