「ゆるく行こうぜ、休日ブックオフ~♪」
というテーマ曲がありますが、どちらかというと僕はストイックにブックオフなどの古本屋に足を運びます。
それは都内近郊に留まらず、旅先でも古本屋を見つけると胸が高鳴るほどの入れ込みよう・・・。
目的はご覧の通り、カメラのムック本です。
ゴチャゴチャの押入れが恥ずかしいですが、ずらりと積み重ねられた本の後ろにも山積みです(笑)
最近はゆっくり読む時間も無く追加で買ってくるので、ダブっちゃうこともシバシバ(汗)
きっと同じようにカメラや車のムック本が好きな方も多いとは思いますが、我が家の品揃えもなかなかのモノでしょ?
なんでこんなに好きかというと、そもそもカメラが好きというのもありますが、実際に紙に印刷されている作例を眺めるのが楽しいからです。
そして様々な写真家が撮影したそれを観ると、忘れていたことや新たに気付く事も多く、写欲がムクムクと湧き上がってきます。
当然、作品集や写真集(美人モデルのじゃなくて風景とか動物のね)も集めていますが、中でもカメラのムック本はある種、特別な存在だと感じています。
それは作り手(開発・技術者)の想いと撮り手の視神経が見事に共鳴した場合に生まれるカットが存在するからです。
やはりこれだけの本に収められた作例の中には、表現は悪いのですが”やっつけ仕事”を感じるカットも多数存在します。
そういうのは所謂ただの作例ですから、写欲を掻き立てるようなオーラは出ていません。
しかし良い写真は本当に感動しますし、そのカメラに対して大いに魅力を感じます。そしてまた一つカメラが増えていくわけですが(笑)
まぁ、それはまた別の話としまして、カメラが撮り手の感情を動かすことは疑いようもない事実であります。
それもあって僕はDMC-L1を使い続けているわけですが、財布の中と相談しながらレンズやカメラの導入をあれこれと妄想するのは楽しくてしょうがないです。
「カメラは一台でいいじゃないか」と言われることは本当によくあります。
もちろんカメラ好きの妻は言いませんよ。むしろ一緒になって何が欲しいかを一日中話したりしますからね(笑)
とは言え、この意見には「確かにね」と思う僕もいます。
でもね、それぞれの機種の良さを知識として持ってしまうと辞められないんですよね。
妻は一人、車もせいぜい一台。それはそれでいいのですけど、カメラはいくつも使いたいのです。
だから自腹では手が回らず、レビューと称して多くのカメラをメーカーさんから借りて使ってきたわけですが、その心はと問われると一人の大御所写真家先生の一言が悪いのです。
「最近写真が下手だと感じたなら解決は簡単だ、カメラを変えりゃいい!」
これは本当に知らなければ良かった格言です。
もちろんその言葉の真の意図を曲解している可能性は十分にありますが、それを良いことに「わかりましたーっ!」と輝いている自分がいます(笑)
いつもスナップに出かける際は、こうした本を1、2冊持って、立ち寄ったカフェで読んだりします。
結局、道中で見つけた新たな本を追加するので帰りはバッグが重くて大変です。
おかしな理由ですが、だからこそ僕のカメラ選びは”軽さ”も重視するのかもしれません。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
DMC-GH3 + Leica DG SUMMILUX 25mm F1.4
※念のために書き添えますが、僕が投稿する人物顔入りのスナップは必ず本人に許可を得ています。カフェだろうとラーメン屋だろうと勇気を持って名刺と共に。
近年は本当にスナップには厳しいですから、皆さんもどうか他のフォトグラファー達の為にも、声がけの許可受諾にはお気遣い頂きたいです。