RICOH GR DIGITAL IV
GRD2と別れた後に、ひっそりとGRD4を手に入れていたオーゼキコーキです。
さて、タイトルの『探偵の探偵』は皆さんご存知でしょうか。
僕の大好きな北川景子さん主演でドラマ化もされている、作家の松岡圭祐氏の小説です。
僕は発刊当初からこの小説の大ファンでして、この人生、写真家以外の選択を迫られたならば”探偵”しかないぞ!と、半ば本気で思ったりもしました(笑)
(今は思っていません)
そんな愛する小説を、最近ようやく妻が読み始めてくれました。
当時はまだ妊娠中で悪阻も酷かったために、ゆっくりと本を読む余裕もなかったのと、その後も子育てに追われて読書どころではありませんでしたから・・・。
つまり、ようやくこの『探偵の探偵』談義を楽しめる相手が出来たのです(笑)
残念ながら僕の周りに読者が一人もおらず、永い間ず~っと一人で悶々とするしかなかったので、とても嬉しい限りです。
ご存じない方もいるかと思いますので、どんな話かを物凄く簡単にご説明しますと・・・
学生時代に愛する妹を凶悪なストーカーの手によって失った主人公。
その事件の裏側を辿ると悪徳探偵の仕業である事が判り、その人物に復讐をするべく自らも探偵となり、孤高の『対探偵科』として、悪しき探偵達を懲らしめる。
そんな内容です。
あまりの面白さに、当時は寝る間も惜しんでしまうほどでしたが、まさに妻もそうなりました(笑)
実写化という事で、ドラマも楽しみにしていたのですが・・・
残念ながら、この面白さの一割程度しか再現出来ていないというのが正直な感想です。
WOWOWとTBSの共同制作で話題になった『MOZU』のクオリティで実写化してくれたならば、きっと北川景子さんの代表作になったでしょうに。
とは言え、脳内で描かれる映像は莫大な予算を掛けなければ成しえない豪華なものですから、もうこれでいいんです。
様々なアングル(カット割り)も自由ですから、好きなだけ北川景子さんを、あ、いや、探偵の探偵の世界を楽しめます!
さらには昨年に出た『探偵の鑑定』という続編も楽しめるのです。
これは同作家による『万能鑑定士Q』とのコラボストーリーなのですが、実写版の映画では綾瀬はるかさんが主演でしたね。
ですから恐らくは実現されないであろう二大美女の共演を脳内で楽しめるのです。
・・・。
なんだか今日の記事はこのブログ開始以来、初めてカメラ系以外で熱く語った気がします(笑)
かなり抑えましたけどね(汗)
とにかく、オススメなのです。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
GR DIGITAL IV