オーゼキコーキ ~僕らを幸せにするカメラとの日々~

オーゼキコーキのPHOTO BLOG

~僕らを幸せにするカメラとの日々~ by OZEKIKOKI

”はなわ”さんの新曲『お義父さん』を聴いて何故か泣く

f:id:OZEKIKOKI:20170607231704j:plain

DMC-L1LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm

 

朝食を摂りながら観ていたワイドショーに、懐かしい芸人さんの顔が。

S・A・G・A佐賀で一躍ブレイクをした『はなわ』さんです。

なんでも12年ぶりに新曲を出したとの事で、タイトルが『お義父さん』というそうな。

僕はもうこの段階で若干の感動をしておりました。

あの”はなわ”がテレビに帰ってきたぞ、と。

しかも全く異なるジャンル(例えば小説)などではなく、トレードマークのイッカクヘッドにベースを抱えた、あのままの姿であった事に、何故か自分のことのように嬉しくもあり、誇らしさに似た感情までこみ上げてきました。

 

つまり”あのままの姿”ということは、彼にとっての歌やベースはお笑いネタの玩具などではなく、自身のアイデンティティーを表現できる歴とした道具であることを物語っているわけです。

同じ表現者として、ついグッと来ちゃったってとこでしょうか。

 

そして番組は生歌披露へと移り、実際にその新曲『お義父さん』とやらが流れてきました。

と、思ったら・・・

 

なかなかどうして、心まで届いてくるではありませんか。

これはイケマセン。

 

妻と息子の前では涙を流したくないのです。

 

もう、食事を噛むための顎の運動が目元まで伝わることを恐れ、気が気ではありません。

徐々に顔は上を向き始め、それをこぼすまいと必死であります。

 

だいたい、何にそこまで感動しているのかが自分でよく理解出来ていないのが奇妙なところでして、我が家の妻やお義父さんとは一致しない、全く異なった他人の人生が綴られた歌詞と、少年のように真っ直ぐな歌声が、随分と僕の胸の奥まで沁みてくるのです。

 

なんとかギリギリのところで耐えることに成功し「なんなんだこの歌は」と驚いた矢先に、作詞作曲のエピソードを聞いて「なるほど」と納得。

 

どうやらそもそも、はなわさんが家族の前(結婚記念日パーティー)で歌うために作った、言わば”身内ネタ”であるというのです。

「売れたい」とか「流行りそう」などの邪念が微塵も無い、自身の愛する妻へ向けて作った曲。

それが『お義父さん』というわけです。

 

濁りのない、偽り抜きの歌声は、こうまで関係の無い僕までを泣かせる魔力を持っているのかと、たいへん勉強になりました。

 

これは写真も同じ。

僕の場合、自分が撮った写真のなかでベスト10を上げろと言われれば、まず間違いなく家族の写真で埋まるでしょうね。

人によっては「個人的な感情を写しても他人には伝わらない」という向きもあるでしょう。

僕もその意見には大方同意であることは確かです。

しかし、一概に言い切れないのが写真の面白いところかと。

たいへんに臭い言い方をすれば『被写体への愛は観る者にも伝わってしまう』のではないかと考えるわけです。

 

そういえば、僕はいつか自身の家族写真だけで埋めた個展をやってみたいと思っています。

既にその際に展示する写真は数枚は決めてあるのですが、来年か再来年を目指したいところです。

その時に、この”愛”って奴が伝わることが実証できればいいなと思っています。

 

このはなわさんの新曲『お義父さん』はYouTubeでも聴けますので、ご興味ある方は調べてみては如何でしょうか。

ちなみに妻はケロッとして聴いていました。

男の方がグッと来るようですよ・・・(笑)

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】息子が生まれる前日の妻の様子

f:id:OZEKIKOKI:20170608002825j:plain

RICOH R1