200years:

-ozekikoki-

待たせたな


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FUJIFILM X-T1 + ZEISS Touit 12mm F2.8

 

どうも皆さんオハコンバンニチハ!

オーゼキでっすっ!

 

と、言うことでですね、寝たきりの闘病生活中に観ていた大好きなYouTuberさんの挨拶を丸パクリしてのスタートです。

 

ようやく普通に身動きが取れるようになりました(泣)

長かったーーーーーーーーーーーー(涙)

本当に地獄から帰ってきた気分です。

まだまだ指の感覚などは悪く、モードダイヤル回すのとか辛いですけど、それでもかなり復活できてます。

 

さて、既に前回のブログ記事に上げた写真と本記事の写真とで「あぁ、オーゼキ、X(エックス)行くってよ」的な感じになってることでしょう・・・。

 
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ここを読みにきてくれている皆様は半数以上がPENTAXファンの方でしょうから、しっかりと説明させて頂きます。

現在、試験的にFUJIFILMのX-T1を仕事に導入しており、今後どうするのかを真剣に検討しているわけですが、理由としては我が相棒のK-3の調子がこの頃宜しくないのが事の始まりであります。

 

まだ見積もりに出していませんが、恐らく3週間から一ヶ月程度の入院+調整が必要な内容なのです。

中でも厄介なのがAFです。

これが所謂、位相差検出ならではの問題でして、今回調整したとしても、いずれまた再調整が必要になることは明白です。

当然レフ機を使う以上はついて回る問題ですから、別に今更どうのこうの言うつもりはないのですが、僕の中で”今後”のことを長い目で考えたときに、決してOVFが必須ではなかったのです。

もとよりEVFは使っていましたし、抵抗どころか賛成派なのですが、でもやっぱり楽しいよねってことで使ってきていました。

 

僕の場合は高速で動くモノは全く撮りませんし、どちらかというと精度の方が重要です。

K-3はその点でも十二分に応えてくれる素晴らしい機種ではありましたが、最近はその精度が大幅に狂ってきてしまったのです。

 

他にも様々な問題点が発症しておりますが、まぁ細かいところは申しません。

兎にも角にも、このままでは仕事にならないため、急遽FUJIFILMのXが候補に挙がってきました。

 

当初は趣味を混ぜて(これが僕のダメなとこ)X-pro2を買う寸前まで行ったんですけど、ちょっと待てよ、と。

万が一にも全く相性が悪かった場合はヤバいぞ、と考えを改めまして、多くのファームアップで熟成されたX-T1を一旦導入する事にしました。

 

薬で身体にムチを打って、ここ数日実践に投入してみたのですが・・・

 

今現在の感想は「PENTAXの使い易さは最強かも」ってとこです(汗)

 

当然FUJIFILM機を使ったことはありましたが、数日スナップで使うのと、きっちり仕事のフローの中で使うのとでは印象がまるで異なります。

とりあえずK-3から突然持ち替えて衝撃を受けたデメリット類を挙げてみます。

 

・新規フォルダーが作れない

これは本当に困りました。ペンタだと当たり前の機能ですが、フジは一切できません。

1日に複数の現場がある場合、バックアップ用のSDはフォルダーを分けておくのですが、それができません。

ずっと一つのフォルダーに連番で書き込むしかないのです。

 

ユーザーモード(カスタム登録)が無いに等しい

フィルムモードや、それに加えて画質調整などは登録しておけますが、タイマーやAF補助光、モニターの付き方や輝度などは、毎回毎回毎回毎回手動です。

 

・ダイナミックレンジ拡張モードが結構自分勝手

FUJIFILM機はDR100%~DR400%まで設定でき、明暗差の厳しい条件ではセンサーフォーマットを超越した画を提供してくれるのですが、これがまた曲者です。

全く同じ設定でFIX撮影すると、補正量が変動します。

厳密に言えばPENTAXもそういうときがありますが、それでも何度も切り替えて見比べなくちゃわからない程度の差でした。しかしX-T1は全然違う補正をしてきます。

じゃあ、と、DR100%にして撮ってみると、かなり白トビし易いです。

ハイライトがK-3のISO100程度かそれ以下の弱さです。

 

・水平しかわからない

アオリの水準器が入っていません。これは別で用意する必要があるので結構マイナスです。

 

・再生画像を自動で回転してくれない

自動回転の項目がありますが、画像再生中にカメラを縦横に動かしても変わりません。

縦カットは横長の画面に小さく縦表示されたままです。

 

・幽霊を認識できる顔認識機能

前述したとおり、細々と手動で変更する事が多いので、顔認識AFをONにしたままだと、人物の写っていない建築写真としてレリーズした瞬間「ここに顔があるよ!」って、誰もいない壁や暗闇に顔を見つけた!と報告してきます。

怖いです(笑)

 

・AUTOホワイトバランスは優秀すぎる。でも・・・。

常に評判の良いオートホワイトバランス。しかし、当然ながら仕事ではあまり使いません。

けど「おぉ、オート素晴らしいじゃん!ならこの色にしよう♪」と思ってマニュアルで追い込んでも、その素晴らしいオートホワイトバランスの色は再現できません。

カメラから「俺のオートってスゴイッショ?まねてごらん?できないからw」と、バカにされているような気がして悔しいです。これ、本当に悔しい思いをします。

それほどオートが優れているんですけど、なんか意地悪だと思います。

 

以上が、ざっと感じていることです。

他にもあるんですが、書くのも読むのも疲れるほど細かい事なのでこの辺にしておきます(笑)

 

ここまで読んでいる方は「もう黙ってペンタにしとけ」と思うことでしょうね。

僕もそんな気がしています。

ですがね。

調子に乗ってTouitなんて買わなきゃ良かったんです(笑)

正直すごいレンズです。

開放から四隅までバッチリという魔法のような描写力には言葉を失うとともに、もう広角ズームには戻れないです(泣)

 

なんだか久しぶりにブログを書いているので、まとまりがなくめちゃくちゃな内容になっているかもしれませんがご容赦ください・・・。

もうちょっとFUJIFILM、併用してみます。

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】



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FUJIFILM X-T1 + XF 18-55mm