RICOH GR
まったくオーゼキは次から次へと・・・
ってな声が聞こえてきてしまうわけですが(笑)
心優しい方からの申し出により、GRD IVのお手頃中古並みの値段で昨夜譲っていただきました。
『APS-C GR』
ちょうどこの日はGXR+A12 28mmをお供にしていましたので、色々と違いを知りたい一心で、サササっと仕事を済ませてカフェへと滑り込みました。
発売当時に仕事でレビューした際に触れてからというもの、これまでプライベートで使っていたGRDのサイズが手に馴染んでおりましたので「やっぱり大きいな」とか、「え?電源切ったときに今日のシャッター回数出ないんだっけ?」とか、色々と独り言で突っ込みを入れつつ、長年変わらない完璧なメニュー構成や操作性のおかげで、僕なりのお気に入り設定をスイスイと切り替えてイッチョ上がりです。
絶対譲れないのはシャープネスを下げる事とノイズリダクションのOFFです。
もうこれだけで多くのデジカメは画質が向上します(と、僕は信じてます)。
早速お待ちかねのファーストレリーズです。
しかしいつもは妻か息子を撮るところ、この日は独りですからね。
どうせ家に帰れば妻も見たがるだろうと思い”Let's自撮り”であります(笑)
GXRとGRで交互に自分の顔を撮り、差の具合を感覚で掴みます。
あ、もう一度言いますと、新宿の満席カフェの中です(笑)
他人の目は上京10年を越えた辺りからどうでもよくなってますので悪しからず;
どうせ変人です。
さて、違いは歴然。
かと思いきや、大した差はありません。
GRの方がキリッとしてますが階調(特にハイライト)など、細部を観ると部分的にA12の方が自然で余裕を持った描写だったり、同じ設定でもGRの方がボケがなだらかに溶ける点など、殆ど性格の違い程度でした。
まぁそんなことは案外撮り始めるとどうでもいい事なのですが、最も違いを感じるのは自動露出の傾向です。
すぐアンダーに振りたがるGXRとは真逆のGRって感じです。
と、言いますか、今更こんな事はご興味ないですよね(笑;)
はい、ダントツの進化点。
それはON/OFFの速さです。
わかっちゃいましたが、手元に来るとより一層体感しますね。
寝台夜行列車と新幹線くらい違います。
ここで話は変わりますが、内に秘めていたFUJIFILMのX70を買うという計画が先に延びてしまいました。
「おいおい、GRと寝た男が浮気かよ」と叩かれてしまいそうですが、どうしてもX-T1/X-T2/pro1などを使っていますと、他のカメラに持ち替えたときにシャッタースピードと絞りがパッと見でわからずポカンとする瞬間があるのです。
このあたりはフィルムのGR1の方が絞りダイヤルが付いているので使いやすく感じてしまいます・・・。
慣れって怖いですね。
何にせよ、お小遣いは人5倍くらい少ないので(おのれ妻め)、手がでるカメラを細々と使っていくスタイルで参ります。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
X-pro1 + XF 24mm F8