200years:

-ozekikoki-

日本のウェディングフォトの在り方 ー質の低さにゃ目を覆うー

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RICOH GX100

 

突然ですが僕自身、ここ数年間はブライダル系のお仕事からは意識的に離れておりました。

理由は『カメラマン持ち込み不可』という犬も食わない風習のせいで、多くのカップルや元締め会社に根付いてしまった”質の低いテンプレートフォト”が主流であるからに他なりません。

当然それが求めてられているのならば構わない、とも言えます。

しかし、どうしてもそのような仕事はしたくないのです。

 

リア充”ってご存じですか?

 

簡単に言いますと、いかにもリアルな生活が充実している様子を、ソーシャルネットワークサービス(SNS)などを使って他者へと写真や文言などで伝えることで、

「あいつはリア充だ」などと評される、などがあります。

 

つまり他者の評価を気にする文化や風習が生み出した”悪しきテンプレート”が日本には強く根を張っていると思っています。

 

海外ではブライダル関連のフォトグラファーが、カメラマンの中で最も収入の高いジャンルであると言われているのに対し、日本では土日(週末)カメラマンがバイト代程度でこなす仕事として定着してしまっています。

中にはレベルの高い者も居るのは確かですが、その割合は僕の感覚では1~2割程度でしょう。

残りの8~9割の自称フォトグラファーは全く腕の立たない素人に毛の生えたレベルの者が殆ど、というのが実状です。

(なんとなくこんな感じで撮っておけばOKみたいなのがある)

 

そしてそのようなカメラマンを寄せ集めた元締め会社と専属契約する結婚式場。

そこで発生する残念規則『カメラマン持ち込み不可』。

 

こんなんじゃこの国のフォトグラファーはレベルも上がらなければ稼げもしません。

 

正直なところこんなくだらない構造はぶち壊したいです。

 

と、今後の自身の撮りたいドキュメント型の撮影手法について考えていると、だんだんこれらのことに対して頭に来てしまったのでグチを書き殴ってしまいましたが(笑)

皆さんも同感じゃないですか?

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】


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RICOH GX100