X100T
新型ジムニーに湧く車業界でありますが。
先週末にまたもや”良い車”が発表されました。
メーカーは知る人ぞ知る『光岡自動車』です。
その名も
☆ロックスター☆
かっこいい!これだけでイカかしてますぜよ!!
ミツオカと言えば、とことん我が道を行く国産メーカーであります。
創業はなんと1968年。
50年もの歴史があるのです。
この頃の写真界においては、皆さんご存知の森山大道氏による「アレ・ブレ・ボケ」の表現が世の中に広まった年ですね。
少し調べてみますと、光岡自動車の創業当時は富山市内の馬小屋を借りて整備や板金、そして今でこそ当たり前になった”中古車販売”の先駆けビジネスをスタートしていたのですね。
これは興味深い。
さらに僕が関心を持ったのは、創業者である「光岡進」氏が、それまで勤めていた自動車メーカーを退社した理由・・・。
そう、「接待漬の日々に嫌気がさした」とのこと。
おぉ、どこぞの写真人と同じじゃないか(笑)
それに光岡自動車の歴史年表を見ていくと、とにかく”自動車が好き”という彼の想いがそのまま表れている内容に終始感動。
そして話は戻りますが、現代に彗星のごとく現れた日本生まれのアメリカンボーイ『ロックスター』
2代目コルベットのリメイク版としか言えないそのスタイルは永久に不滅のカッコよさ。
60年代の映画から抜け出てきた新型車といったところでしょうか。
これまた調べてみると、2代目コルベットは1967年まで製造されていたのですね。
想像するに、若き日の光岡進氏が創業当時に憧れていた最高のスーパーカーの一台だったのではないでしょうか。
公式インタビューなどはこれからでしょうけど、出す車出す車いつもそうですが、今回の”ロックスター”もまた、様々な深い想いが詰まっていることが汲み取れます。
”作り手を感じるモノ”
僕個人は、カメラも車もここがキーポイントであるように感じており、ついつい感動しちゃうんですよね(笑)
まぁビジネスですからこれだけでは難しいのですが、決して忘れちゃいけない事。
当然今は息子もいますし2シーターのクーペを買うという発想は皆無でありますが、それでも所有したいと思わせてくれる車が誕生したことが素直に嬉しいです。
これでもし
「ロックスターは燃費も忠実に再現していまして、リッター5Kmなんです」
「ちなみにシートも倒れません」
「チョークが付いてます」
「リヤワイパー非搭載です」
とか言われたらどうでしょうね・・・・
※あくまでも冗談ですけど※
僕なら「さすがロックだぜ!」って感じでほとんど気にしません(笑)
カメラもユーザーに媚びない”ロック”なやつ、出てこないかなぁ。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
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