RICOH GXR + S10
どうも、オーゼキコーキです。
あまりの忙しさにホームページからツイッターまで一切の確認を怠ってしまった数日が続いており、大変に恐縮です。
あと少しでこの時期も過ぎると思いますので、それまでは少々穴の開く日ができてしまうかもしれません;
何卒ご了承頂けますと幸いです。
さて、タイトルにもあります通り、中判ミラーレスの富士フィルム『GFX』に触れて参りました。
仕事ついでに妻の『XF1』が保証期間最終日という事で、センサー清掃及びモニターの不具合修理の為に、六本木にある富士フィルムスクエアへと足を運びました。
RICOH GXR + S10
自慢ですが、独身時代はここ六本木だなんて歩いてこれる距離に住んでいたんです。
渋谷だって自転車ですぐのところですからね。
毎日東京タワーを眺めながら東京ライフを満喫した生活を装っていました。
えぇ、お墓に隣接した古い激安賃貸マンションです(笑)
そうでもしないとこの辺は家賃が高すぎて住めやしませんよ(泣)
そういえばその頃、たまたま父から電話が来て「いま何してる?」と聞かれたので「ん?六本木にお米を買いに来てるよ」と言ったら大爆笑されたのを覚えています。
確かに、自分で改めて思い出しても笑えますよね(笑)
六本木で米って;
おっと、話を戻します。
実のところGFXの実機が置いてあることに気が付いたのは現地に着いてからなんです。
カメラを修理センターに預けて、いつもの写真展を観ていこうと思ったら、何やら只ならぬオーラを放つカメラが置いてあるではないですか。
あまり時間に余裕も無かったので、こんなことなら周辺のスナップを早々に切り上げて来ればよかったと後悔しつつ、慌てて飛びつきました(笑)
まず第一印象ですが「え!こんなに軽いの?」と、ついそこに居た社員さんに感想をつぶやいてしまうほどでした。
「そうですよぉ~」と自慢げな笑みを浮かべるその方の様子を見る限り、多くの来場者が同様の感想を発しているように思えました。
どのくらい軽いのかを、別のカメラを例えにしてお伝えしたいところですが、グリップ形状の良さや、見た目とのギャプも含んでいますので、上手く思い浮かびません。
感覚を強いて言えば、α99に小さな50㎜ F1.4の単焦点を付けている時のような取り回しの良さを感じます。
実際の重量は調べればわかるのでしょうけど、あくまでも体感値としてはそのぐらい軽いです。
そして各部の質感の高さも際立っていますね。
高額な商品である事を考えれば当然でしょうけど、期待の上を行きますね。
会場内でじっくりといじりましたが、高感度や色再現、ダイナミックレンジも素晴らしいと思います。
無理なシャープネスを掛けていない自然な画作りは、これまでの同社の特徴ともいえる良い点です。
カリカリを望む方にとっては、もしかすると少々物足りないかもしれません。
しかしそれは背面の小さなモニターで確認しただけの感想ですから、今後触れられる機会も増えた際は、ぜひ手に取って確認してみてください。
畳ほどに伸ばされたプリントもたくさん観ましたが、もう脱帽です。
観なきゃよかったと思うレベルですね(笑)
しかし残念な点も一つ。
ファインダーです。
どうしても他がズバ抜けているだけに、こうしたデジタルデバイスの完成度はもう一歩に感じます。
実用上はもちろん問題無いでしょうけど、やはりPENTAXの645Zを含む中判OVF機を覗いた時の感動には及びません。
短時間触れただけの感想はこんなところでしょうかね。
今度、どうにかして一日くらいは使いまわしてみたいですけど・・・。
それが実現出来たら改めてレビューしてみます。
さて、久しぶりの六本木スナップだったのですが、正直に言うとあまり楽しめませんでした。
RICOH GXR + S10
どこもかしこも騒々しく感じてしまい、どれだけ歩き回っても僕の”撮りたいセンサー”が反応しません。
もしかすると六本木特有の気配に気持ちで負けていただけかもしれませんけど・・・。
また来た時にはリベンジしてみますかね。
思った以上に疲れていたのか、家へ帰るとぐったりしちゃいました。
けど可愛い息子とじゃれ合うと、そんなのもどっかに吹き飛びますね!
笑顔で僕の手を引く息子に連れられてトイレに行くと、さっき飛んで行ったはずの疲れが、ブーメランのように戻って来た気がしました、とさ・・・。
(下記写真を参照)
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
RICOH GXR + S10