タイトルの通り、読者の皆様はプライベートでの作品撮りの際はJPEG派とRAW派のどちらでしょうか?
もちろんRAW+JPEGで撮っているという方も多い事でしょう。
実のところ、僕も以前までは必ずと言っていいほどRAW+で撮っておりました。
それがここ1~2か月の間で想うところがあり、仕事は別物ですがプライベートでは完全にJPEGオンリー派となりました。
理由の一つとしては、家でゆっくりとRAW現像している暇が無い事が挙げられます。
子どもができる前は夜中になっても気が済むまでPCモニターに嚙り付いていましたが、さすがにそんなことは現状ではできなくなりました。
今では所有している全てのデジカメをJPEGのみの設定に変えてしまい、これまで使っていた16GBや32GBのSDカードが完全にスカスカの日々です。
ほぼ毎日HDDにデータを移し替える僕の場合、機種によっては1GBのSDで済んじゃいますから、この差は改めて凄いなぁと感じたりします。
さて、JPEG派になったのは『田中長徳』氏の著書から影響を受けたわけですが、これがRAW込みで撮っていた時とは全く異なるプラスのことばかりでして、是非読者の皆様も一度だけでも初心に帰るつもりでお試しいただければと思った次第ですが、どんなプラス要素があるのかを下記にまとめてみます。
■JPEGオンリーに変えてみて感じたメリット
・データ容量の軽減
・頭の片隅にある「後から修正」という概念の除去
・写真を選定する際の時間短縮
・撮影時の集中力UP
・ちょっとのレタッチなら意外とJPEGでもイケると再認識
・なぜか撮影のテンポが良くなった気がする
・なぜか撮影が楽しく感じる
など
以上がとりあえず頭に浮かんだメリットです。
もちろんRAWと撮って出しのJPEGではデータの情報量に圧倒的な差がありますから、全紙やそれ以上に引き伸ばす場合に関しては、劣化を招くレタッチやトリミングなどは難しくなるというデメリットも存在します。
ですがメリットの方が多い気がしてならないので、しばらくはこのままJPEG派として楽しんでいくつもりです。
あ、トリミングしにくいからこそ、被写体にもう一歩近づかなくちゃ!と、積極的なフレーミングを意識できる点も大きなメリットですね!
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
PENTAX K100D Super + DA 21mm F3.2 Limited