DMC-GM1S + BCL-1580
25日の土曜日にカメラ業界がザワつくニュースが飛び込んできましたね。
パナソニックがカメラ事業部を解体すると言うではありませんか。
しかし実のところ、僕はそこまで驚きはしませんでした。
もちろんショックを受けましたが、どちらかというと”まさか本当にそうなるとは”というほうのショックです。
数年前から『LUMIX』という存在に対して感じていたことは「Panasonic社じゃなかったらもう無いブランドかもしれないな」ってな想いです。
何と言うんでしょうね・・・
僕個人は好きな機種もある為、それなりにファンと言えばそうですが、いつ頃からか発売されるカメラを見るたびにガッカリするようになっていました。
GM1やGM5までは良い印象を持っていますね。
けどそれ以降は首を傾げる機種が多くなった気がします。
特にGX8には心底がっかりしました。
デザインが僕の愛するL1を踏襲したものになっており、ようやくバトンタッチ出来るかと思いきや、数々の作例に悪い意味で打ちのめされ、全く興味を失いました。
世間では何故か「画質がよくなった」と好評のようですが、僕は自分の目を信じます。
あまりこうした特定のカメラに対しての酷評はしたくないのですが、L1にそっくりな機種だからこそ余計に落胆したわけですから、もし所有されている方が読んでも、お気持ちを悪くされないでくださいね。
いい部分はファインダーや防塵防滴などありますから全否定はいたしません(汗)
そういえば、何年か前に僕が立ち上げたWEBサイトで、Panasonicだけがノケモノ扱いになってしまった事があります。
その他の全8社様は企画や商品紹介等で大変お世話になりましたが、Panasonicさんからだけは、レビュー用の機種レンタルをお断りされてしまったんです。
他社様と同じような段取りで広報の方とやり取りしたのですが、詳細な理由は分からないまま断られてしまいました。
結果的に他のメーカーさんは全て快く貸し出してくれて、とても良いお付き合いが出来たのですが、そのサイトには現在もPanasonicさんだけはページが存在しません。
ユーザーとしては悲しいことですが、『そういうメーカーなんだ』と今では割り切っています。
ちょうどあの頃はGM5が出そうな時期でしたかね。
今回、Panasonicのカメラ事業部が解体に至ったのは様々な理由があるにせよ、上記のような態勢も問題のひとつだったのでしょう。
今年4月からスタートするLUMIXのプロサービス。
少なくともこれを控えている3月に出るニュースではありませんよね。
撤退はしていませんから、今後も新機種を展開してくるでしょうけど、もう一歩ユーザーに歩み寄ったモノづくりをして頂きたいと思うところです。
エントリー層に売る時代は終わり、目と知識が育ったユーザーが今後しばらくのターゲットになるでしょうから。
頼みますよ!!
と、ちょっと今日は厳しめモードの僕でした。
それにしても今夜は随分と冷えます。
冬来たらば春遠からじ、ってか。
なかなか来ないっすな~(笑)
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
DMC-FX150