この頃は中古カメラ屋さんについて触れる記事ばかりですが、今回も少しばかり・・・。
神奈川県内にある、お洒落な店内が印象的な中古カメラ屋さんが、今月の初めに突然の閉店をしたようです。
わりと足しげく通ったほうですが、最後に顔を出したのは今年の2月中旬頃だったと思います。
買い物をしたことはまだ無かったものの、店員さんに顔を覚えてもらっていただけに、この知らせは大変残念なものです。
とは言え。
どこか納得している自分もいます。
このお店はLeicaはもちろんの事、ハッセルやPENハーフに至るまで、しっかり自店で整備した質の良い商品が並んでおり、その分いくらか値は張りますが信頼のおける商品という点では、他店にない魅力がありました。
しかしです。
それらの品々をゆっくりと見ることが難しかったのですよね。
理由は店員さん。
カメラの知識が豊富であることは結構ですが、一度話し始めると長いのです(汗)
それ故に、せっかくの商品を一台ずつ”じっくりと楽しむ”ことが出来ずに店を出ることが多々ありました。
丁寧で親しみやすい接客はとても好感が持てますが、僕が思うに客層と接客手法とが上手く嚙み合っていなかったのではないかと・・・。
って、大きなお世話でしょうけどね(笑)
兎にも角にも、これでまた一つ、良質な機械式オールドカメラを購入できるお店が減ってしまったことは残念でなりません。
フィルム人気が再熱している今、カメラだけは中古でしか手に入れられませんからね。
そういうわけで、そろそろフィルムカメラの新製品を出してみてはいかがでしょうか?
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
PENTAX K-S1 + 18-55 DAL