200years:

-ozekikoki-

近所の犬について

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RICOH CX4

 

”猛犬注意”

と書かれた小さな札をぶら下げた家が近所にあります。

 

今日もそこに犬がいる事を願う息子は、僕の手をグイグイと引いては「行きたい」とせがみます。

 

それとは逆に、僕は「居ませんように」と願うのです。

 

それはつまり、”猛犬だから”という理由に他なりません。

とても疲れるのです。

息子はその犬を恐いとは思わず、ただそこに興味や好奇心があるだけです。

 

残念ながら、今日もその犬は居ました。

静かにこちらを見ているだけのようですが、物凄い狂気に満ちたオーラを放っているのを感じます。

 

これは一種の特殊能力かも知れません。

僕が子どもの頃に実家で犬を飼っていたからか、あるいは幼少期から長年に渡って武道を習得して来たからかは定かでないのですが、その犬との”間合い”のようなものを察することが出来るのです。

 

案の定、今日も息子はその間合いに踏み入りガミガミと吠えられています。

 

いずれこの特殊能力を、しっかりと息子へと伝授せねばならんのぅ。

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】

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RICOH CX4