ここ最近、中古カメラ屋さんにて三連発でレンズのクモリを見抜いてしまったオーゼキです。
まさか無いだろうと思ってしまう比較的新しいレンズでも、よくよく見ると出ているもんです、クモリ。
まぁ、軽微であれば実用上は案外気になる影響ってさほど無いんですが、それでもやはり”クモリ有り”と”なし”では別物です。
当然ながら中古価格も変わりますから、いくら害が無いレベルと言えども、正常品と同じ値段では買いたくないものです。
さて、中古カメラ屋さんでよく見かける、お客さんが天井の蛍光灯にレンズを透かしてチェックしている姿。
実のところ、それでは軽微なクモリは判別できません。
しっかりとチェックする場合は、必ずそこそこ高輝度のLEDなどのライトで前後玉から角度を変えつつ覗く必要があります。
短期間のうちに三つも正常品として売られているもの中から発見しましたので、こりゃぁ偶然じゃないです。
しかもそれぞれ全く異なるお店です。
検品されている方のチェックスキルも様々でしょうから、中古品に手を出すのであれば、我々も目を鍛えておく必要がありますね。
ちなみに上記の三店舗中、二店舗さんは僕の指摘を受けて価格の相談に乗って頂けましたが、中でも品質と安心がウリであるはずの”地図かめら”さんだけは、クモリをモゴモゴと認めつつも断固として価格を変えられないと言い張るので、決定権を持つ方が店頭に居るようなお店では、ダメもとで相談してみると良いかもしれません。
クモリの程度と価格に折り合いが付くのなら、少し得した買い物が出来る事でしょう(笑)
とは言え、クモリはクモリですから何とも言えませんが・・・。
それにしても、地図かめらさんは、クモリの残る接客だったなぁ・・・。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
SONY RX100