今日は息子のカメラであるPENTAX Qのことを。
これは僕の父が息子へ贈った一台であります。
実は僕自身も産まれて初めて貰った贈り物はカメラでした。
この世に誕生したばかりの名前が書かれた配達物。
僕の場合は母の兄(叔父)から。
息子は祖父から。
なんのカメラかはまた今度書きますが、僕宛で初めて届いた物がカメラだった事を知ったのは20歳を越えた頃でしたので、大変驚きました。
何というか、それを真似したくて今の息子が産まれた頃に父へお願いしたんですけどね。
そして”初めてのカメラ”として選ばれたのが『PENTAX Q』ってわけです。
既にQ-S1も中古で出回るほどの時期でしたが、父はあえて初代のQを選びました。
これには値段ではなく、10年、20年、30年後にモノとしての価値が在るのは間違いなく金属製の初代だという考えが有ったからだそうです。
微々たるセンサーサイズの差なんて関係ないよ、という判断。
お見事です。
少し前からQを使って写真を撮り始めている息子。
「自分の大事な物を撮るんだよ」
という僕からのアドバイスをしっかりと守っているようです。天才。
多分、彼の血液型はA型でしょう。
綺麗に電車を並べることに妙なこだわりがあるようです。
でも、ちゃんと揃えてからそれを撮るという行為。天才。
仕事を終えて帰宅したあとに、このQで撮れた写真を見返すのが僕の楽しみの一つだったりします。
でも、被写体は「電車のおもちゃ」「ママパパ」「テレビ画面」そして、
「自分自身」(笑)
二歳半のナルシストメ。
でもこの歳でセルフポートレートを始めるなんて、やっぱり。
天才。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】