RICOH GXR + A12 50mm GR
先日、20代半ばの青年から「デジカメと一眼レフの違いって何ですか?」と聞かれました。
何を聞かれたとしても、事カメラに関しては困らない僕ですが、この質問には答えに辿り着くまでに幾つもの壁を説明する必要があり、一瞬戸惑ってしまいました(笑)
とはいえ根本的にカメラに関心が無かった頃は自分も似たような疑問を持っただろうと思い、次のように答えました。
「最近のカメラは大きな一眼レフも、手のひらサイズの小さなカメラも、全てデジタルですから”デジカメ”って呼んじゃって構いません。ちなみにスマホのカメラだって言うなればデジカメですよ」
こう言うと青年は、
「え!そうなんですか!すごい!これも(スマホ片手に)デジカメなんですね!?ヨッシャ、今度の合コンで話すネタができたわ♪」
僕「よかったですね」
ってな感じでして、その次の疑問は湧かなかったようですので、話はここまでになりました。
合コンに優秀なカメラ女子が居なきゃ良いですがね(笑)
さて、話を本題に向けます。
どうやら巷ではCanonがEOS Kissをミラーボックスを廃したことにより、いよいよ一眼レフを上回る売上を出すだろうと予測されるミラーレス機。
もし仮に上の青年がカメラを買いに量販店へ行った場合、店員さんもミラーレスを進める可能性がこれまで以上に高まって来たわけです。
僕からすると想像していたよりも遅いなぁという印象であり、世の中に登場した頃からミラーレスを使っていましたので、その優秀さや弱点は理解しているつもりです。
つまりはその”弱点”などはすぐに時間が解決してしまうだろうな、と。
以前は仕事に一眼レフを使っていた僕も、去年の夏からはフルミラーレスです。
たった一度だけクライアントから「へぇー、珍しいですねミラーレス」って言われましたが、それっきりなんて事はなく今日まで来ています。
そもそも一眼レフを選んでいた時期もプライベートでは殆どがミラーレス機だった僕が、何故に大きくて重いシステムを選んでいたかと言えば”見た目”の問題でありました。
しかし時代も変わり、FUJIFILMから優秀なボディやレンズがラインナップされていたこともあり、ようやく置き換える事ができたわけです。
そして今後は「一眼レフ、珍しいですね」ってな時代がくるのでしょうね。
まぁ、そう言われるまでは後5年は掛かるでしょうけど、そんな程度の期間で逆転するはずです。
で、その頃はAマウントも無くなって、Kマウントは・・・。
そう!
そうなんです(笑)
たとえそうなっても、欲しい一眼レフがあるのです。
つまり一眼レフは趣味として一台は欲しいと言うことで、選ぶならPENTAXかなと。
どうやら同社はミラーレスを開発する気は無いようで、間違いなく時代に取り残されてしまうのは明白ですが、きっとだからこそ引き続き狭い市場を取りに行きたいのでしょう。
正直なところミラーレスを開発しない時点で売上は先細りであるでしょう。
それでもその身を滅ぼす限界まで趣向性の高いプリズム搭載機を出して欲しいものです!
・・・
ちょっと言い過ぎましたね(笑)
RICOHさんはライカのビゾフレックス系のマウントアダプターを出して、しっかりミラーレスを造らなくちゃ駄目です。
コンデジのMX-1をベースにしたようなm4/3機かEマウントで、ふんどしを借りてでも時代にしがみつかなければアカンです。
K-1をKマウントのフラグシップとして出し続けるためにも、ね。
あとGXRの復活、お願いします。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
RICOH GXR + A12 50mm GR