先日から綴って参りました『X-T2のJPEGは赤がピンクになる現象』は、やはり本体の画像処理エンジンを使用する限り回避不可能と判断いたしました。
「X RAW STUDIO」を活用して試行錯誤追い込むも虚しく、T2の撮って出しを主力とする限り使用し続けるわけにはいきません。
過去の写真を見返していて気が付いたのは、この現象が「X-T1使用時は起こりにくいもの」だということです。
たしかX-T2はT1に比べて劇的に赤の色飽和耐性が向上したと、発表当時に謳われていましたが、どうやらこのアルゴリズムが料理写真との相性が悪いようであります。
そして厄介なのが”大丈夫な時もある”ことです。
もう疲れてしまって、フレーム内のどんな色の組み合わせで発生するのかまでは特定しませんでしたが、基本的にはハイライト側の色粘りが弱く、もともと色輝度の高めな赤がマゼンタ・ピンクに転んでしまう条件があるようです。
引き続きX-Pro2は人物などの他の仕事で活用していきますが、フード撮影専用機は別のものへと移行いたします。
もう機種は決めております。
(笑)
いや、なぜ笑うのかと言いますと、恐らくここを読んでいる方の誰一人も予測できない機種だからです(笑)
絶対に「はぁ~?」ってなるのは確定です(笑)
さぁ何でしょうね~、楽しみですね~(笑)
それにしてもこの問題は、まるで僕だけが出くわしたと言うほどに他では聞きませんね。
だれもXエックスでトマトやイチゴを(ライティングして)撮らんのかな?
そんなわきゃないけど;
だけど料理写真じゃなければ何年も使い続けられる、本当に良いカメラでした。
可能なら所有し続けたいところですが、そうも行かぬものですの。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】