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-ozekikoki-

さっそく発見したSONY機の強烈な欠点ーα99iiー

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RICOH GX100

 

もう本当に・・・

上の写真の犬のような気分です。

 

なんだか最近機材ネタが続きますがご容赦ください。

昨日さっそくα99iiを実践投入して気が付いた衝撃的な欠点がございます。

そもそも買う前に気が付きたかったのですが、話せばお分かりいただける通りしょうがない内容であります。

 

カスタムホワイトバランスセットできないじゃん!!!!

フード撮影の際は(当然それ以外でも)ライティングを組んだ後にホワイトを取得し、適性の値を定めてから撮り始めるのですが、とある条件下でSONY機はそれができない仕様になっています。

その条件下とは『カスタム登録モード時』であります。

つまりC1,C2,C3と、モードダイヤルにあるカスタムモードに、自身が使いうる設定を登録しておけるわけですが、これは各社どこでも通常は可能です(FUJIFILMのSSダイヤル機は除外)。

 

ところが。

 

SONY機はモードダイヤルがこの位置にあるとき、改めてホワイトバランスを取り直すことができないのです。

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これはさすがにナイでしょ・・・まじでナイデショ!

 

ってことは、そういうことですよ。

使いやすいように設定値を登録しておいても、ホワイトを取り直そうとした場合は強制的にP/A/S/Mのいずれかにしなくちゃいけないわけで、カスタム登録の意味が消えてしまうのですよ。

いま手元にある大昔のコンデジGX100でもできますし、FUIJIFILMのXF1やX20だってできます。

もう片っ端から手持ちのカメラで試しましたよ、パナのLX5だって普通にできます。

当然以前使っていたPENTAXも可能です。

 

NikonCanonはほとんど使ったことがないのでわかりませんが、こんな簡単なことができないメーカーってあるのですか???

 

あまりのショックで、家に帰ってから妻のRX1Riiでも試してみると、やはり不可能。

 

何かの間違いだろうと、ボディの電池が無くなるまでイジッてみましたがどうやら現実のようです・・・。

 

買う前にカスタムホワイトを取る操作も確認しておいたのですが、さすがに使用状況をカスタム登録してからの動作確認まではしていませんでした。

 

近頃はα7iiiやRiiiが飛ぶように売れていますが、その中で困っている方って本当に居ないのか疑問です。

それとも最新機種は解決しているのか。

 

α900の頃は『インテリジェントプレビュー』(だったかな)という機能があって、テストシャッターを切りつつも画像のパラメーターを操作して反映することまでできていたのに・・・・

 

ちっきしょう

SONY機の洗礼を受けた気がしております・・・。

 

まぁ、大きな欠点としては(ほんとありえないけどね)このくらいで、他は概ね満足できる良いカメラだと思います。

 

使用初日で心を折られて、今日の仕事はX-T2を持ち出そうかと迷いましたが、やはり慣れの問題もあるかもしれないので(カスタムホワイト取れないのはほんと論外だけど)、しょんぼりと99iiを持ち出しています。

 

ん~、あとはフルサイズ用レンズを装着している状態でMサイズ(18M)設定にしていて、そのままDTレンズに付け替えると、同様にMサイズが維持されて11M になってしまうのも解せないですね。

LとかMやSってのは、あくまでもサイズの呼称であって、肝心なのは解像度だと思うのですけど、まぁその辺はやっぱり”カメラ屋さん”ではないメーカーの思想ってことですな。

この部分は無理やり慣れることは可能ですからガヤガヤ言いませんけどねぇ・・・。

 

も~しょうがない、いや、しょうがないで済むか?これ?

ちょっと考えます(泣)

 

皆さんもくれぐれもマウント変更はご慎重に!!!!

 

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】

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RICOH GX100