早いものでもう6月です。
瞬く間に過行く時間に驚くこの頃、皆さんは良きフォトライフをお送りでしょうか。
タイトルの通り6月に入ってからすぐに新同品のX100Tを手に入れました。
ポコポコとカメラを買っているように見えるかもしれませんが、先日のα99iiを導入する際にあれこれと手持ちのカメラやレンズを手放しており、結局そのα99iiまでもが去っていったという謎の事態に、心に穴が開いた状態でありました(笑)
さて、X100Tを買ったとなると気になるであろうことは、なぜ”F”ではないのか?というところ。(この機種選びに一旦予算は関係ありません)
X100T
X-T2/X-pro2と併用することを考えると、間違いなく”F”となるはずなのですが、僕の場合は違いました。
理由は2つです。
1.ファインダー(アイセンサー)の反応はX100Tが勝る
これは何度も様々な量販店へ足を運んで試しました。
それ故にX100Fの個体差ではないという結論となったわけです。
どういうことかと言いますと、厳密にいえばアイセンサーによる切り替えにバグがあると思うのです。
文面でお伝えすることは難しいのですがつまりは・・・
【X100T】
ファインダーをのぞく→カメラのアイセンサーが反応して液晶表示をファインダーに切り替えようとする(このラグ中にAF半押し)→ワンテンポ表示が遅延するもののAF枠が出て合掌する→シャッターが切れる
【X100F】
ファインダーをのぞく→カメラのアイセンサーが反応して液晶表示をファインダーに切り替えようとする(このラグ中にAF半押し)→何も表示されない→AFがあっているかどうかも分からない(この時は背面液晶も暗点)→シャッターが切れない(おりない)場合がある
こんな差があるのです。
どんなにWEB検索をしても、これを指摘しているブログもレビューも見当たりません。
そうなると僕がよほど電光石火のごとくファインダーを除きながら半押しAFを使っていると思われることでしょうけど・・・
そんなこともないですし、たとえそうであっても『撮る』というプロセスに追い付かずにレリーズを達成できない時点でアウトであります。
これ、何か設定によるのでしょうか?
ハイパフォーマンスのON/OFFは関係ないようですが、ご存知の方は教えてください(泣)
X100T
2.JPEG画質の印象がX100S譲りで本当に素晴らしく好み
例えば、X-pro1とX-pro2、どちらのJPEGが好きかと問われますと、僕は迷わず『X-pro1です』と答えます。
ちなみにX100シリーズの中で一番好きなJPEGを出す機種は?と問われた場合は、これまた迷わず『初代X100です』と答えます。
が、操作性やAF精度・性能も含めるとX100Tとなります。
今回X100Tを購入するまではX100S(大変残念ながらもう手元にありませんが)の出力する”開いた口が塞がらない程に素晴らしいJPEG”がダントツでありました。
個人的にはX-pro2の上に位置する画質です。
断言できます。
Sは以前に泣く泣く手放したわけですが、こうなると自動的に好みで選べばX100SのJPEG画質をそのまま引き継いでAF性能や諸々のブラッシュアップが図られたX100Tに辿り着くわけです。
本当にX100シリーズは文句なしに美しいデザインと機能美が備わっています。
どこぞの誰かが”プアマンズライカ”などと揶揄しておりますが、勝手に言っていなさい、って感じです(笑)
X100T
分かる方には頷いて頂けると思いますが、こういうカットって案外難しいんですよね。
例えばGRですと外すはずです(笑;)
X100T
黒の表現やダイナミックレンジも文句なしです。
ちょろっと使うだけでも描写性能の高さを実感できます。
実はこれ、X-pro2でこのラフ且つ高描写を引き出すまでには細かな設定とシチュエーションがシビアなんです。
さてさて、本当に長々と綴って参りましたが、ここまで読んでくれた方だけに漏らす独り言がありましてですね・・・。
正直なところ最近は”スナップスランプ”なんです、ぼく(笑)
こんな時はカメラを変えるか、こうして導入するのが一番の特効薬(らしい)です。
それで今はどうかと言いますと、写欲がバリっと目を覚ましました(笑)
全く簡単なものです。
でもこれを妻に報告したら・・・
「そんなにいいカメラを持って”写欲が湧かない”なんて奴はカメラの角に頭ぶつけてシネ」だそうです・・・。
あっぶね~、湧いてよかったですー;
とは言えイマイチ、スナップヒットを打てない僕ですが、こういう時もあるもんだと開き直って、気になったところをドンドンパチパチしていこうと思います♪
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
X100T