あまりの安さに2週間ほど前にOLYMPUS E-M1 markIIを入手。
当初は手持ちのフォーサーズレンズで使用する予定であったが、このご時世の影響からか販売店ごとに価格のバラつきが大きく、結局は主要なm4/3レンズを揃えてしまった。
これまでの私にとって被写体に花を選ぶ事は稀であったが、何気なく写してみると背面モニターで確認した段階で驚くほど綺麗に映えるものだから、きっと今後も道端でしゃがみ込む機会が増えるのだろうと想う。
結果的にデータの具合が良いようであればこの先一部の仕事でメインにしてしまおうと考えている。
それも在ってE-M1markIIの試運転では小さなセンサーが苦手としそうなシチュエーションを積極的に収めてみたのだが、優秀なAPS-C機に肉薄する諧調が得られた(気がする)。
基本的にJPEGではシャープネスを最大まで落として(-2)使っている。
組み合わせているレンズ自体の解像性能が極めて高く、わざわざ濃淡部分までチリチリするような処理は好まないからだ。
ただやはりJPEGは勿論のこと、RAWデータに触れてみるも低感度域のグレーから暗部の表現がセンサーの目詰まりを存分に匂わせる。
この辺りは4/3型センサーに2000万画素も押し込んでいるのだから致し方がない。
しかし近年はカメラに搭載されている処理エンジンの性能も然ることながら、私の愛用しているAdobe Lightroomの能力も年々高まっており、余程の無理な加工を施さない限りどうとでもなる。
少し前に本機の後継となるmarkIIIが発売されたわけだが、私の用途では今のところ望まない領域でのアップデートである事から、数年前の機種とはいえmarkIIが最良の落としどころだという結論に至った。
ところでPanasonicのDC-G9は候補に挙がらなかったのかというと、背面のスティックでAFポイントを斜め移動できない時点で早々に除外していたのである。
そんな中で実のところ私が最も迷った機種候補はPENTAX K-1であった。
多くの方は「まるで別物」と思うだろうが、自分の求めていた用途では同類と言えるのだ。
結局は仕事でも今や必須となった動画性能の面でE-M1 markIIが頭2つほど優秀な事から呆気なく決断できた。
だが「こんな理由でカメラは選びたくない」というのが本音でもある。
さっさと好きなカメラで好きな写真を撮り続ける日々にシフトしなければ、と悪戦苦闘中だ。
Camera & Lens
OLYMPUS E-M1markII
M.ZUIKO 75mm F1.8
M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
あ、好きだよ?OLYMPUSさんのカメラ。
誤解の無いように♡