200years:

-ozekikoki-

残り2割のほう

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これまで朝6時にスナップへ出かける事など数えるほどしかありませんでしたが、早起きは3カットの得であると実感した6月のはじめ。

 

僕が電車で移動した時間帯はまだ混んでいませんでしたが、東京・新橋駅のホームでカメラを片手にウロウロしていると、あっという間にスシ詰め電車へ早変わりです。

 

友人に写真家はいないので話を聞いたことは無いのですが、僕の場合はこの時間帯の新橋駅ほど自分が”浮世離れ”した存在であると感じる場所は在りません。

 

疲れた表情で電車に揺られる多くの人の中で一人カメラをぶら下げ立っているだけで、ふと罪悪感のようなものすら覚えます。

あれですよ、たくさんの働きアリの中に必ず一定の確率で出現するサボりアリ。

どうやらこれを『働きアリの法則』というようですね。

よく働くアリ2割、普通に働くアリ6割、完全にサボるアリ2割の『2:6:2』の比率が必ず保たれるそうな・・・。

 

とは言え僕だって遊んでるつもりは微塵もないのです。

ただ他の8割からみると、サボっているように見えるだけなのであります。

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まぁ、実はこっそりとマネキンのポーズをマネすることだってありますよ?

でも遊んでないもん。

 

このアリの法則というのには続きがあって、今度はそのサボりアリだけを集めてみると先ほどまでサボっていたアリがしっかりと働き出し、不思議な事にまた2:6:2になるそうです。

こうなってくると最後までサボり抜くアリの方がずっと凄い才能の持ち主な気がしてくるのは僕だけでしょうか。

 

今日も最後まで読んでくれて、アリが10。

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オーゼキコーキ