さぞ古めかしい動作をするのだろうと使い始めたら、完全に裏切られました。
”背面モニターがめちゃくちゃ小さい”だけで、それ以外なにが古いのかわからないキビキビした動作と、明らかに優れた画質性能。
なんですか?2005年には既にこんな怪物がエントリー機だったんですか?
当時は上位機種としてEOS20Dが存在し、その上はEOS5D。
そしてエントリー向けのCanon EOS kiss digital N(略してKDN)。
レリーズ時の感触なんて”ちょっとイイ”フィルム一眼レフのそれを彷彿とさせる上品さ。
画素数も無理をしていないせいかMAX感度のISO1600でも作風として使えてしまう能力。
スリープからの立ち上がりも爆速で、すこしシャッターボタンを半押しするだけでストレス無しで撮影できるところも素敵すぎます。
正直なところ、ここまでギャップを感じた機種は初めてかもしれません。
人もカメラも見かけによらないという事でしょうか。
とにかくCanonのkissシリーズは種類が多く、どれを最初にしようかと悩みました。
ですが全ての機種の作例を観て、最も使ってみたい!と感じたのがKDNだったという事が今回取り上げた理由であります。
さすがはCanonさん、これは素直にすごいです。
EOS kiss digital Nが出た頃の僕らなんてまだウブで、このkissを本当の意味で味わってなんかいなかったのかもしれない・・・なんてな! - YouTube