200years:

-ozekikoki-

遺言日記

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DMC-FZ1000

あ、大丈夫ですよー!

明るい話ですよー(笑)

 

はい、あっという間に7月です。

日に日に悪化する腰の具合の自然治癒へ見切りをつけて今朝は早くから病院へ。

何度かお世話になっている医師が検診してくれて、ブロック注射を12発打ち込んで頂きました。

子どもの頃から度を越えて注射の苦手な僕は案の定ギャーギャーとわめき、普段は気難しい表情で無口なその医師を笑わせるという手柄を立てたのでした。

 

御礼を述べて待合室に出た際は、まぁ聞こえていたであろう他の患者さんたちの視線が注射の次に痛かったです(笑)

 

ただ残念ながら一時は腰も和らぎスムーズに歩けるようになったものの、時間が経って今はほとんど昨晩と変わらぬ具合です。

はて、どうしたものか・・・。

 

とは言え7月は既に仕事の撮影(動画)が立て込むスケジュールとなっており、きっと6月以上に忙しくなる見込みです。

元々今年は熱い夏になると覚悟をしていましたが、もう一段上の気合を入れなおす必要がありますね。

ただ不思議と不安は全くございません。

これまでにも「本当にもう無理」という場面を何度も経験してきましたが、今もこうしてそれなりに穏やかな暮らしが出来ています。

ですのでまぁ、なんとかなるもんです。

 

さて、今日は妙にナーバスに捉えられそうなタイトルです。

ただ改めて申しますがそうではありませんのでご安心を。

先ずはここ数年、特にコロナ時代へ突入してからは自分はどこへ向かうのだろうと日々考えてきました。

朝にゴミを出しながら、電車に揺られながら、雑踏の中でスナップしながら、様々な瞬間にふと頭の中で”最後の場所”はどこなのだろうと想像を巡らせます。

そしてこの身体にさよならを告げる時は、どんな表情で何を思っているのだろうと。

 

きっと大切な友人や愛した人、お世話になった人、更にはその時既に自分よりも先に他界しているであろう人なんかを思い浮かべるのではないでしょうか。

そして各々が記憶の中で自分に笑顔を向けていて、僕自身もそんなみんなが幸せであってほしいと月並みな想いを抱きながら自らも笑顔で逝きたいものだと、そんな風に考えます。

更にもしかすると「生まれ変わるにしたって人間はもう嫌だなぁ」とか「どうせならキリンになってみたいなぁ」など、この世ではない明日の予定を思案しているかもしれません。

 

と、日々こうしたことを考えているのですが、これは妄想やメルヘンなどではないのです。

なので誰に見せるわけでもありませんが現時点の自分が死に際に思い浮かべるであろう後悔や反省、期待や希望などを日記に付けてみようと思います。

 

「人生一度きりだ!」などと多くの人が口にしますが、僕はあまりこの言葉は好きではありません。

ポジティブな雰囲気だけを盲目的に含み託しているだけのように聞こえるからです。

「宇宙一愛してる!」と、宇宙に行ったこともその広さを学んだり体感したことも無い人が”そのくらい”という自分の中の曖昧な概念だけで言い放つのと同じように聞こえてしまうのです。

 

写真を仕事に、或いは作品として撮り続けるにしたって僕の中ではこれらと共通する曖昧にしたくない点がありました。

それは、なぜ自分は戦地へ行って”それ”を伝えるという生き方を選択しないのかという事です。

ここに明確な考えと答えを持たないままでは、先々何を語ったところで脆く薄いものにしかならないだろうと。

これについては数年前に相当しっかりと考えました。

そしてこの答えを追及する事は、自分の弱さや醜い部分とも真正面から向き合う事でもありました。

 

恐らくこうした自覚出来ている根底をしっかりと持っていたお陰で、時代や周りがどのように変わろうと、ギリギリ折れることなく今の自身がここに在るのだと思っています。

 

ですから、今度は日々を生きるという事はどういうことなのかを改めて、いつか来る”最後の日”から遡るように今現在の自分に辿り着いてみたいと思っています。

 

きっとその方がこれからやる事や撮るもの創るものが、より研ぎ澄まされて行くはずです。

 

いかがですか?

この『一人で勝手に何かと手合わせしてる感じ』笑

 

まぁそのうち【オーゼキコーキの遺言日記】は〇年~〇年版のように1冊3000円ぐらいで出版して印税で穏やかな老後を手に入れたいと思います♪

はい嘘です♪

 

(てきとうに今考えた本のタイトルだけど妙に響きの完成度だけは高いな(笑))

 

オーゼキコーキ

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