200years:

-ozekikoki-

雑とはならない境界線

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DMC-L1 + OLYMPUS ZUIKO 14-42mm

突然ですが・・・

仕事が早くてクオリティが高い人と、早いのは良いけれど雑な人と様々いますよね。

例えば下記の写真はネットのフリー素材から。

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白米がお椀に盛られています。

ではこれを拡大してみましょう。

 

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おやおや、違和感に気が付きますよね(笑)

そう、20秒くらいで僕が梅干しをレタッチで消しているからです。

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この辺りの仕事が早い人の特徴として、1カット目のように小さく載せる用途であることを予め確認出来ているなら、わざわざ不要な拡大をしてまで細かな修正をしない事が挙げられますよね。

あ、ちなみに2分くらいかけるとこんな感じです↓

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もっと綺麗にできますが、このサイズでの掲載ならこんなもんで十分でしょう。



ただ。

これを初めて教わった時に思いがちなのが「そうか!不要な事を避けて”時短”すればいいのか!」という考えだけで頭を埋めてしまう事ではないでしょうか。

優先するのは”時短”じゃないんです。

そうではなく一番大切なのは、それを見るエンドユーザーの視点に立って考えるという事だと思っています。

 

映像にしても画像にしても、その目的やそれがどのような印象を与える事が最善なのかというクライアントの観点も加味した上で達成ラインをいち早く認識し、そこを最後まで見失わない意識が必要です。

 

と、偉そうに話していますが(笑)

最近これを教えてあげたいなぁと感じる人が身近に居たものですから、今度説明するにあたりその簡易資料をブログに書き記した次第です;

 

オーゼキコーキ

 

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DMC-L1 + OLYMPUS ZUIKO 14-42mm