RICOH G700
今日限りの相棒は、ある意味”プロ機”の【RICOH G700】です。
ひょんな事から1日を共にすることになったこのカメラは、皆さんもご存知の通り工事現場などの本格的なタフさを要求される場面で活躍するためにラインナップされている特殊用カメラです。
スペック数値からは受け入れがたい程に高額なものですが、手にして初めてなるほど納得の造り込みの高さ。
殆ど予備知識を持たずに触れたので、まず驚いたのが液晶モニターです。
これ、GRD4やGXRと同じ92万ドットの高精細液晶なんですね。
あとレンズですが、28-140mmというズームレンジは同社では馴染みのないもの。
本機のみの専用設計であり、電子的な補正があるにしても全域全く歪曲のない描写は実に使っていて気持ちがいいものです(笑)
そして極めつけはフォーカスモードの中に【スナップ】があるじゃないですか(笑)
さすがはRICOH機!としか言いようがありません。
こうなると試したくなるのがカメラ好きです。
早速自前のストラップを通して、あえての縦吊り仕様に。
さらにはホットシューがあるのを良いことに外付けのOVFを装着!
どうですか(笑)
もうこれは正真正銘のスナップカメラです。
世界広しと言えど、未だかつて外付けOVFつけてスナップした人間は居ないのではないでしょうか(笑)
このスタイルのG700の画像はかなりレアかと・・・。
さて、持ち出して感激したのはズームの速さです。
これは言葉で表現するのは難しいですが、まるでデジタルズームかと勘違いするほど高速に焦点距離を変えられます。
しかもステップズーム機能まであるという(笑)
GXRも含めて、ここまで早いズーム動作は同社の機種においては体感したことがありません。
「なんだ、できるんじゃん」と独り言。
スナップモードの恩恵もありますが、レスポンスも上々。
大変快適です。
モニターも綺麗ですし、シャープなレンズですから撮影が楽しいのなんのって(笑)
そしてカフェでタブレットに写真を移してチェックすると・・・
「え?こんなもん?」となりました。
どうやら搭載液晶マジックだったようで、写りはかなりの”それなり”画質。
一瞬でも買おうとまで思ったのに、これはちょっと残念。
まあ、そりゃそうか、と。
でも、たまにこういう気分転換も良いものです。
プロ機で遊べて楽しい1日でした。トホホ・・・
オーゼキコーキ
【本日の一枚】
RICOH GRD4
※ところで最近僕のGRD4のフルプレススナップモードがおかしいのです。
上の写真もピントが全然合っていない(かなり手前に合っている)ので、色々と調べてみると、どうやら他にも同じ症状の方が多いようで、一種の持病かもしれません。
とりあえずAFは問題ないようだけども、本当に困った・・・。