僕の愛車である日産マーチ12SRは、R32GT-R含む数々の名車に携わったマイスター、中島繁治氏が開発した代表作であります。
昨年の春に中古車として迎え入れてから早くも1年を共に過ごしましたが、関東や関西はもちろん北は青森から中国地方を巡りつつ南は福岡までと、それはそれは元気なエンジンを”高回転までキッチリ”回しながら旅しました。
手元に来たときは3.5万kmだったODOメーターも間もなく6万kmを迎えようかというところ。
昨年末に新品に履き替えたPOTENZAもだいぶ減ってますがな。
ちなみにオイル交換は3000kmごとに実施。
仕事で足を運ぶ日産研究所の地下駐車場へ入る際、その空間をマフラー音でバリバリと震わせながら受付のチェックインを済ませるのが僕を毎度ニヤリとさせます(笑)
そんな中、ずっと行きたかった箱根ターンパイクを走りました。
開発した中島氏が何度も何度もここを走りこみ、その匠の感性で磨き上げたという12SRですから正にテストコースとも言えます。
ご本人は”官能評価”とも仰っていますからPENTAXのLimitedレンズみたいだなぁなんて思ったり・・・
一瞬だけ脱線しますが、最近はカメラ関連の開発者を主役としたPR映像が減ったように感じるのは気のせいでしょうか?
そもそも新機種も少なくなったからかな?
さて、ワクワクしつつ料金所を抜けてアクセルを踏み込むと、すぐに「なるほどっ!」と納得。
実に気持ちよくエンジンを回しながら駆け抜ける様子は街乗りや高速道路の楽しさとはまた一味違うのです。
ほぉほぉ、目指したのはこういうフィーリングなのか!と感激しましたねぇ。
そう言うのも、たかだか1年少しのオーナーでも2万キロの距離を各地走り回ればおおよその性格や癖も把握しております。
そんな中でもまだ知らない顔を魅せてくれるのですから、いわゆる惚れ直すってやつです。
ここでようやくカメラの話。
GWに地元の青森へ帰省した際、まさかのOLYMPUS E-M1Xを新品購入したのです。
”地方あるある”かもしれませんが、某量販店にてラスト1台がずっと売れ残っておりプライスタグを見ると今の中古相場と同等。
白状すれば以前からE-M1Xは気になっており、いつかは絶対にプライベートで使うために買おうと目論んでいました。
ですからこれも何かの縁と気持ちを固め、ちょびっと価格相談をしたところなんと更に10%引き。
お気持ち心からありがたく、頂戴して連れ帰りました。
うんうん、いざ手元に来てイジっていると一層いい感じです。
バッテリーグリップ一体型のカメラ、作りたかったんだなぁ・・・って
もしかしたら既に開発時点の社内ではカメラ事業を手放す話が出ていたのかもなぁ・・・って
店頭ではE-M1IIIとOM-1も並んでいたので改めて前後ダイヤルの回し心地を比べたりしたけど、やっぱりXの感触が1ランク上に感じるんですよね。
そりゃ出たとき30万円台後半ですもん、目に見えないコストの差はあります。
開発した方々の想いを色々と想像しながら愛でるのはやはり楽しいもの。
あと僕はフォーサーズ時代のレンズもよく使いますしボディサイズは大変ベストに感じる次第。
あ、そうそう。
こんな風にカメラ本体を撮ってみたのは皆さん大好き”記憶カメラさん”のマネです(笑)
ブログを拝見しているといつもカメラへの深い愛を感じます。
手持ちで滝もこう撮れるんですから、素直にすごい。
ハイレゾもライブNDも強力すぎる手振れ補正と相まって反則魔法を使っている気にすらなります。
この時に使ったレンズも古くて小さい17mmのパンケーキ。それでこのパフォーマンスですもんね。
ちょこちょこ手持ちのレンズをとっかえひっかえ遊んでますが、このボディに触れているうちに僕としては珍しく超望遠に興味を持ち始めました。
150-400mm F4.5と合わせて使ったらまた全然違う顔を魅せてくれるんだろうなって思うんです。
まぁ、高すぎて手は出ませんけど。
いずれにしても当時かなりの気合を入れて作った1台でしょうから、今後は様々な場面で活躍してもらおうと考えています。
未だ・・・も何も当たり前に現役なので僕のYoutubeへは取り上げにくいですが、そこはちょっと考えてみます。
それと聞かれてないけどスルーも違うと思うので一応言及。
パナのサンプル画像の件です。
個人の肌感覚ですが今の世の中では指摘されて然る内容に感じます。
が、しかし。
鬼の首でも獲ったかの如く過剰に捲くし立てる一部の方々の様子や言葉遣いを目にすると、本件で露呈したのは我々消費者の民度も含まれるのではないでしょうか。
オーゼキコーキ