ここ数日は食事をとりながらの”こち亀”がブームです。
テレビアニメが開始された当時も毎週楽しんでおりましたが、大人になってから観る両さんはまた格別です。
『365歩のマーチ』の歌詞から、部長に努力する大切さを説かれた両津勘吉は食い気味の返答で「そうそう、だから1歩進んで休んでいても同じ~♪」と、毎度お決まりの”バッカモォ~ン”を華麗にゲットします。
昨日とある評論家が大学で講義をしている動画を観たのですが、「人は3つの『C』が必要だ」という題目にて『Content(コンテンツ)』『Community(コミュニティ)』『Character(キャラクター)』の大切さを語っていました。
その話の中で「そもそもドラゴンボールZの悟空は、フリーザ戦でナメック星に行くための宇宙船は自分で買ったんじゃなくて他人のものだし、そもそも悟空なんて無職のニート」だとか「ワンピースのルフィ率いるあいつらもケンシロウもみ~んなニート」「こち亀の両さんだって警官のふりしたニート」みたいなことを言っていて笑ってしまいました(笑)
ただこれらは各キャラクターを馬鹿にしているのではなく、その逆の話なのです。
”コンテンツ” すなわち簡単に言えば特技など自分が提供できるもの
”コミュニティー” それを理解している人の輪
”キャラクター” 愛される特徴的な性格、つまり『いいヤツ』
この3つのギヤが揃うからこそ、愛されて頼られるニートが活躍できるらしいです。
たしかに上記のキャラは全部当てはまっていますね・・・
まぁ、ってことはルパン三世もだよねって思いました(笑)
さて、こち亀の第4話では両さんが宝くじで55億を当ててしまうのですが、すぐに50億で黄金のラジコンヘリを作って、さらに残りの5億円分の宝くじを買って上空から街にバラ撒きます。
気が大きくなっているからか、ラジコンヘリのコントローラーもポイって投げてしまい墜落させるのですが、その直後に当たった宝くじが海外のものだったので16億もの税金を払うハメになり、一瞬で凄まじい借金を背負うという展開です。
それでも警察官を続けられている両津勘吉は、国宝級の愛されキャラであります。
うむ、なかなか良いヒントを得た気がしました。
いや、アニメだからやーん;
いつか、ルパン三世vs両さんが実現しますように・・・
オーゼキコーキ