12月の最後から2番目の金曜がやって参りました、こんばんは☆
今回はミラーレス1号機、LUMIX DMC-G1を取り上げます。
まぁ時期的にもふさわしく"赤いカメラ"である事や、前回はOLYMPUS初のm4/3機『E-P1』を取り上げたのでタイミングとしてはちょうど良いなと思い、加水分解のべたつきを一生懸命除去しながら今週をスタートさせました。
先にちょっと撮影裏話ですが、動画には映っていないものの東京・丸の内に輝くイルミネーションを撮るために平日の夕方から趣味であろう一眼レフを抱えたお姉さまたち(推定50代)がズラリと良い場所を陣取り、シャッターも切らずにお喋りタムロンしてました。
僕もそこで撮りたかったので付近まで行きますと・・・
お姉さまたちが「なに?赤いおもちゃカメラを持った小僧め!」
みたいな顔をするので『仕方ねぇ、これはやってやろう』と思い切って
「いやぁ~綺麗ですねぇ♪」と話しかけ、お姉さまたちも「そうねぇ、夏は花火♪そしてやっぱりこの季節はイルミネーションよね☆」と気さくに答えるので
「いやいや、そうじゃなくて、お姉さんたちの事です」
「あらまぁ~~~☆♪」
・・・という掛け合いを想定したのですが、そんな度胸も勇気も無いので後ろから高身長と必殺バリアングル液晶を活かして撮影しました。
さて話は戻りますがG1のJPEGはとても僕好みであります。
主観でしかありませんが実はかなり独特な画作りになっていて、同世代のGF1やGH1とも全く異なるG1だけの世界観が存在します。
これまでの動画でもほとんどJPEGを採用してきましたが、今回は全カットJPEGです。
感度は最大ISO800まで使っていますが、さすがにカラーノイズのみLightroomで除去しています。
ただ低感度域での写りは他の機種では得られない独自の色調であり、もしかすると好みは分かれるかもしれませんがかなりイケてます。
暗部補正は基本OFFがおすすめで、当時のチューニングでは不自然に感じるので後から編集ソフトで持ち上げるほうが仕上がりは良好でしょう。
とは言え↓これなんかは一切手を加えていませんが、案外ダイナミックレンジの狭さを感じないですよね。
悲劇としか呼べない加水分解によるボディのベタベタ以外は今でも大変優れたカメラです。
シャッター音は”カチュン”という感じで”女流”を意識したのか否かは判りませんが少々物足りないと思う人が多いかもしれませんね。
しかしPanasonic機でありながら動画機能は非搭載で、完全に静止画専用であるところは実に勇ましくて萌えます。
動画内でも話しましたが、自分で手間暇を掛けてベタつきを除去すれば愛着も一層湧きますし、なによりこれほどの良いカメラがそれを理由にジャンク扱いの価格で今なら買えてしまうのです。
ちなみにブログをご覧くださった皆様だけに僕がクリーニングに使った某商品をご紹介。
『LUXクリーンハンドジェル フリージア&ティーツリーの香り』
え????
って感じですよね(笑)
アルコール成分は72%で手の除菌ついでに薄っすらと”いい香り”もさせちゃおうぜ、という商品です。
一般的にこうしたカメラのクリーニングには無水エタノールやアルコール100%の完全液体タイプを使うのですが、G1の場合は他機種のようにグリップだけではなくボディ全体ですから、隙間に垂れないようにと色々気を遣うんです。
ところがこれはジェルタイプなので適量をプラのへらに付けてカリカリ、ニチャニチャと落としやすいんですよね。
はい、こんな僕も少し賢いところがあるのです(*^^)v
今回使った量は10ml程度ですから、余ったら日常生活の中で消費しちゃってください♪
僕も普段から好んで使っています。
香ると言っても本当にほのかで少しすれば消えますので、その辺に敏感な人でも大丈夫だと思います。
※Amazonのレビューで匂いが強すぎるという人がいますが、普段一切香水の類を使わない僕からしても優しく心地の良い花の香りですから不思議です※
てなところで最終的にLUXのハンドジェルを推奨する終わり方となりましたが、DMC-G1をもって年内のオールドデジタル動画は最後です(#^^#)
きっと次週の12月31日の夜は皆さんお忙しく酒を呑んでいる頃でしょうから公開後の再生数は伸びない気もしますが、それでも絶対観てくださいね♪
けどその前に、DMC-G1の動画をどうぞ☆
オーゼキコーキ