200years:

-ozekikoki-

感動のFA☆28-70㎜ F2.8を入手

f:id:OZEKIKOKI:20170609081404j:plain

K-S1 + FA☆ 28-70mm F2.8

 

実は長らく難航していたPENTAXの標準レンズ探し。

幾度となく量販店まで足を運び、あれでもない、これでもないを繰り返してようやく辿り着いたのが『FA☆28-70mm F2.8』であります。

 

これはたしか同社のフィルム一眼レフのZ-1が出たころに登場したレンズだったかな?

(しっかり調べていないので間違っていたらスミマセン;)

結論から言えば、本レンズは『超高解像』『高速AF』『美ボケ』『安価』『寄れる』などなど、挙げればキリがないほどのスーパーズームレンズでありました。

 

APS-Cで標準ズームというには少々焦点距離が長めですが、DA12-24㎜と合わせて使用すれば何ら問題なく、歪曲の少ない高品位な画像を全域で手に入れられます。

 

DA☆50-135㎜も検討していたのですが、初期のSDMが採用されているこれが想像よりも遥かにAFが遅く感じた事もあり候補から外れ、結局DA16-85㎜にするしかないのかと思っていたところに、突如浮上したFA☆は完全に嬉しい誤算だらけの素晴らしい一本でした。

 

完全にナメておりました・・・

いつも参考にさせて頂いているサイト『pentax memo』さんを覗いてみると、FA Limitedには一歩譲るものの、DA単焦点にも勝る描写であるとのことでしたが、まさにその通りの珠玉レンズと言えそうです。

 

f:id:OZEKIKOKI:20170609085330j:plain

ところで本レンズ。

この素晴らしさを語っているブログなどがかなり少ない気がするのですが、使用者の年齢層が高いからでありましょうか。

妻からは「あまりブログで良いことを書くと中古相場が上がるからやめて」と、無駄な心配をされてしまいましたが、そこまでの影響力は無いでしょうから気にせずに書きますね(笑)

 

ここからは多分にプラシーボ効果が含まれている可能性がありますので、あくまでも参考程度にご覧くださいね。

 

■このFA☆28-70㎜ F2.8の素晴らしさを例えるならf:id:OZEKIKOKI:20170609081825j:plain

K-S1 + FA☆ 28-70mm F2.8

 

あまりにも過大評価にならぬよう配慮して書くにしても、感覚としては『FA Limited 31mm』の描写を思い出させるレンズです。

上の写真にもチラリと写っていますが、実は我が家にもひっそりと名玉31㎜が転がり込んでおります。(もちろん妻のもの)

 

なんどか借りて使ってみましたが、確かに他のレンズが劣って感じてしまう程の描写力を持っています。

「結局PENTAXを使う以上、行きつく先は31㎜」と言われているのも頷けます。

素晴らしいです。

しかし、この素晴らしさを兼ね備えたズームレンズが存在するなど夢にも思わなかった僕は、FA☆28-70を使って唖然としました(笑)

「これ本当にズームレンズですか」と。

 

最初に合わせて使ったのはK-S1ですが、AFは十分に早く、精度も全域でジャスト。

ボディ内レンズ補正がアクティブにならない為、少々残念ではありましたが何のその。

実際に使ってみるとどの焦点域でも歪曲や色ずれも目立たず、全く問題無し。

 

解放は柔らかいと言えばそうですが、ピントの合った場所は実に繊細で芯のある解像力を魅せてくれます。

そして僅かに絞るだけでそのキレ味はグングン増していき、やがては画面全体が輝くような引き締まり方をするのであります。

f:id:OZEKIKOKI:20170609081916j:plain

K-S1 + FA☆ 28-70mm F2.8

 

ブログですと圧縮表示されてしまうので、この魅力がなかなか伝わりにくいのが残念ですが、そこは実際に使った者しか味わえない天国描写という事で・・・(笑)

 

f:id:OZEKIKOKI:20170609081934j:plain

 K-S1 + FA☆ 28-70mm F2.8

それぞれ無補正のJPEG撮って出しですが、ほとんど後修正が必要のない素材が手に入るので納品までの時間も大幅に短縮できます。

(既にK-3にて実践投入済みですが、逆に既存で設定していたシャープネスを下げる作業に時間を取られました;)

 

さて、多くのFAレンズに言えることですが、気になるのは修理対応ですね。

早速ペンタフォーラムへ持ち込んで話を聞いてみますと、案の定受けられないとのことでした。

しかし、公認の修理会社が埼玉にあるとのことで、その案内用紙を頂きました。

当時本社に活躍されていたOBの方が在籍しているとのことで、一先ず何かあっても今は安心かな、と。

 

■ちなみにK-1との相性はどうなの?

誰もが気になる点ですが、フォーラムに行ったついでに展示されているK-1に装着して試してきた感想をば。

まずAFはK-3などと同様に高速高精度です。

また、ボディ内でのレンズ補正が有効化されており、ワイド側で若干目に付く歪曲もスパッと補正してくれます。

また、いくつかのブログでは「周辺はかなり残念」との意見も見受けられますが、これは個体差でしょうか・・・

僕のレンズでは意図的に開放で意地悪な構図配置を繰り返しても、キッチリと結像しており、流れなども及第点以上かと。

もちろんAPS-Cでクロップした方が四隅は素晴らしいのですが、結論としてはフルフレーム使用でも全く問題なしでありました。

 

最後に嬉しい誤算をもう一つ。

なんとKPにつけてもボディ内レンズ補正が有効だったのです。

K-3iiやK-70ではまだ未確認ですが、ネットで調べても見つけられない情報でしたので、これは大変嬉しいことです。

恐らくK-3iiの後継機も対応しているでしょうし、間違いなくフレキシブル可動液晶となって登場するでしょうから、それまで待つか否か・・・。

 

しかしレンズ不足を懸念していたK-1も(24-70㎜WRはどうも値段に納得できず;)このFA☆のパフォーマンスを見る限り導入も見えてきました。

APS-Cクロップの機能を併用すれば、レンズの入れ替えは先送りできそうですしね。

 

とは言えRICOHさん。

DA12-24㎜やDA☆16-50㎜&50-135㎜の後継は急務だと思いますよ。

なかなか難しいところであることは推察できますが、どうかお頼み申し上げまする。

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】 中古カメラ屋での息子の遊び場がジャンクBOXとなっている件 

f:id:OZEKIKOKI:20170609082004j:plain

 K-S1 + DA 21mm Limited

 

 

 

悪い夢

f:id:OZEKIKOKI:20170606175537j:plain

Leica M6 + Summaron 35mm F3.5

 

今朝、目が覚めて妻と息子が元気にしている様子を見て本当に安堵しました。

タイトル通りの夢の話ですから、コレといった落ちはございませんが、あまりに起こりうる内容だったためにこれを書いている今現在も、まだ少し気分は落ち着きません。

 

その断片的に観た夢の世界は、住んでいる家は今と異なり高層マンションの上層階。

広いベランダで妻が息子を抱っこしながら、干してある洗濯物の位置を調整しつつ歌でも口ずさんでいて、そのとても和やかな様子を、僕は部屋の中から眺めていました。

 

次の瞬間、遠くに左から右へと”赤いミサイル”が火を噴き飛んでいるのを目が捉えました。

刹那にそれが北朝鮮から放たれたものである事をなぜか理解し、唖然としたのですが、今度は反対の右方向から自国が発射したと思われる”迎撃ミサイル”が飛んできたのです

心の中で「どうか・・・」という祈りも虚しく、互いに行き交うだけの二つのそれは地表に落下したのであります。

 

”ドン”という音と共に鈍い地響きと爆風がドーム状に広がり、辺りを呑み込んでいきます。

シャボン玉の表面に似てはいますが、やはり異なる複雑な虹色をしたそのドームはどんどんこちらにも迫り、あと3秒も掛からずに僕らのもとへ到達する勢いでした。

 

妻も息子もその光景を目にして、固まっている様子です。

 

僕も慌てて二人のもとへ行かなければと手を伸ばしましたが、ベランダの扉に触れた時には既に吞み込まれていました。

 

そのドームの中は、例えるならば超高温のサウナの中であり、呼吸困難と目まいが同時に襲ってくる感覚に近いものです。

 

ベランダも、そして僕のいる室内も全く同じ状況のようで、苦しむ二人を目の当たりにしていても身体が思うようにならず、一歩も動くことが出来ませんでした。

 

もちろん夢の話ですから、不思議なことに命を落とすことなくその時をやり過ごすことが出来たのですが・・・

 

さらに奇妙であったのはそのあとの続きです。

僕らの身体にどんな異変が起きてしまったのかを知るために、テレビを付けて様々なチャンネルを片っ端からチェックしたのですが、北朝鮮と日本の情勢について論ずる年寄りたちや、いつもと変わらないバラエティ番組、そして爆撃による街の被害状況だけを伝えるニュースのみ。

 

これほどまでに危機的状況に晒された身体への異常について触れている番組はありませんでした。

ネット検索でもそれは同じです。

 

つまり、現在僕らが被爆しているのかどうかすら知ることが出来なかったのです。

露骨な情報の隠蔽操作を前にして、成す術なしでありました。

恐らく、そう長くは生きていられないのでしょう・・・。

 

 

さて、この辺で夢の話を終わりたいと思います。

朝食を摂っている時も、どうにも落ち着かず、窓から空を眺めていました。

実際に今日にでも起りうる事態。

それでも今、仕事も含めて僕のとっている行動は”安全な明日”を前提としたものであります。

 

どうか、この日本が「頼りなく豊かな国」ではない事を、

心から祈るばかりです。

 

 

オーゼキコーキ

 

 【本日の一枚】

f:id:OZEKIKOKI:20170606175812j:plain

DMC-G6 + DA50㎜ F1.8

素敵なレディ ~世にも珍しい実況ブログの巻~

f:id:OZEKIKOKI:20170604012947j:plain

DMC-LX5

 

※今日は大変お見苦しい僕の姿を想像させてしまう事と思いますが、どうかご勘弁ください(笑)

 

仕事で新宿の四谷あたりに来ており、撮影が終わって近くのカフェでデータ編集と納品を済まそうと入ったわけですが・・・・

 

いや~、目の前に絶世のパツキン美女が涼しげな顔と服装で読書しているではありませんか。

ちなみに、このブログはリアルタイムで書いているので、いまそこに居るんですよ、そこに!

 

ただ、これが僕の良くないところでして・・・

ジジ様やババ様なら「どうも~」って話しかけることが出来るのですが、外人、さらには美女となると話は別です・・・

もうね、それはそれは勇気を限界まで高めないとイケやしないのですよ(笑)

(とか書きながら、現在絶賛心の準備中です・・・トホホ)

 

ななな!

 

たった今、話しかけに行こうと思ったのに、彼女の隣に座っている男が下心丸出しで話しかけてしまったではないですか!!!!

(なんだこの実況ブログは(汗) )

 

チキショウ!やつは下手だが英語を話せてるじゃないかぁ!!ヂギショ~ウ。

 

お?連絡先を交換しようとしているようだが・・・あ、軽く断られてやんの~(笑)

いえーい!

ハッハー、そう簡単に行くかヨォーゥ!

 

さて、次はワタシの番だ・・・

 

って、違うぞ!全然違う!

 

僕はナンパをしたいのではなくて、写真を撮らせて欲しいだけじゃい!

 

もーーーー。

あの男の後に行ったら”2人目の挑戦者”にしかならないじゃないですか・・・

完全に今日は何を書くんだか忘れて、今現在の僕を実況するだけの記事になっちゃってますね。すんません。

 

ん~、「ハロー」で行くべきか「エクスキューズミー」で行くべきか・・・

「ハァ~イ!」は無いよなぁ・・・

 

よし。

 

店内のお客さんが良い具合に減って、さっきの男も帰ったので、オーゼキコーキ、行ってきます!!!!!!

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

どうも、ただいま帰ってきました。

いま僕の表情は実にクールで”何事も無かった感”を醸し出しています。

 

・・・ことわられました(泣)

 

くやしいです、「嬉しいわ、でもワタシはエージェンシーに入っているからどうしても出来ないの、ごめんなさい」

 

ですよねーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

あと少しどうにか粘りたかったんですが、肝心な粘り方の英語を知らないという事で引き下がりました・・・。

 

という事で、みなさん。

東京で出くわす美女はだいたいモデル。

 

以上、現場からでした。

 

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】※もう残念でしょうがないので、僕のテーブルの上にあるグラスを撮ったんだから!!!

f:id:OZEKIKOKI:20170604015711j:plain

DMC-LX5