200years:

-ozekikoki-

感動のFA☆28-70㎜ F2.8を入手

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K-S1 + FA☆ 28-70mm F2.8

 

実は長らく難航していたPENTAXの標準レンズ探し。

幾度となく量販店まで足を運び、あれでもない、これでもないを繰り返してようやく辿り着いたのが『FA☆28-70mm F2.8』であります。

 

これはたしか同社のフィルム一眼レフのZ-1が出たころに登場したレンズだったかな?

(しっかり調べていないので間違っていたらスミマセン;)

結論から言えば、本レンズは『超高解像』『高速AF』『美ボケ』『安価』『寄れる』などなど、挙げればキリがないほどのスーパーズームレンズでありました。

 

APS-Cで標準ズームというには少々焦点距離が長めですが、DA12-24㎜と合わせて使用すれば何ら問題なく、歪曲の少ない高品位な画像を全域で手に入れられます。

 

DA☆50-135㎜も検討していたのですが、初期のSDMが採用されているこれが想像よりも遥かにAFが遅く感じた事もあり候補から外れ、結局DA16-85㎜にするしかないのかと思っていたところに、突如浮上したFA☆は完全に嬉しい誤算だらけの素晴らしい一本でした。

 

完全にナメておりました・・・

いつも参考にさせて頂いているサイト『pentax memo』さんを覗いてみると、FA Limitedには一歩譲るものの、DA単焦点にも勝る描写であるとのことでしたが、まさにその通りの珠玉レンズと言えそうです。

 

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ところで本レンズ。

この素晴らしさを語っているブログなどがかなり少ない気がするのですが、使用者の年齢層が高いからでありましょうか。

妻からは「あまりブログで良いことを書くと中古相場が上がるからやめて」と、無駄な心配をされてしまいましたが、そこまでの影響力は無いでしょうから気にせずに書きますね(笑)

 

ここからは多分にプラシーボ効果が含まれている可能性がありますので、あくまでも参考程度にご覧くださいね。

 

■このFA☆28-70㎜ F2.8の素晴らしさを例えるならf:id:OZEKIKOKI:20170609081825j:plain

K-S1 + FA☆ 28-70mm F2.8

 

あまりにも過大評価にならぬよう配慮して書くにしても、感覚としては『FA Limited 31mm』の描写を思い出させるレンズです。

上の写真にもチラリと写っていますが、実は我が家にもひっそりと名玉31㎜が転がり込んでおります。(もちろん妻のもの)

 

なんどか借りて使ってみましたが、確かに他のレンズが劣って感じてしまう程の描写力を持っています。

「結局PENTAXを使う以上、行きつく先は31㎜」と言われているのも頷けます。

素晴らしいです。

しかし、この素晴らしさを兼ね備えたズームレンズが存在するなど夢にも思わなかった僕は、FA☆28-70を使って唖然としました(笑)

「これ本当にズームレンズですか」と。

 

最初に合わせて使ったのはK-S1ですが、AFは十分に早く、精度も全域でジャスト。

ボディ内レンズ補正がアクティブにならない為、少々残念ではありましたが何のその。

実際に使ってみるとどの焦点域でも歪曲や色ずれも目立たず、全く問題無し。

 

解放は柔らかいと言えばそうですが、ピントの合った場所は実に繊細で芯のある解像力を魅せてくれます。

そして僅かに絞るだけでそのキレ味はグングン増していき、やがては画面全体が輝くような引き締まり方をするのであります。

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K-S1 + FA☆ 28-70mm F2.8

 

ブログですと圧縮表示されてしまうので、この魅力がなかなか伝わりにくいのが残念ですが、そこは実際に使った者しか味わえない天国描写という事で・・・(笑)

 

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 K-S1 + FA☆ 28-70mm F2.8

それぞれ無補正のJPEG撮って出しですが、ほとんど後修正が必要のない素材が手に入るので納品までの時間も大幅に短縮できます。

(既にK-3にて実践投入済みですが、逆に既存で設定していたシャープネスを下げる作業に時間を取られました;)

 

さて、多くのFAレンズに言えることですが、気になるのは修理対応ですね。

早速ペンタフォーラムへ持ち込んで話を聞いてみますと、案の定受けられないとのことでした。

しかし、公認の修理会社が埼玉にあるとのことで、その案内用紙を頂きました。

当時本社に活躍されていたOBの方が在籍しているとのことで、一先ず何かあっても今は安心かな、と。

 

■ちなみにK-1との相性はどうなの?

誰もが気になる点ですが、フォーラムに行ったついでに展示されているK-1に装着して試してきた感想をば。

まずAFはK-3などと同様に高速高精度です。

また、ボディ内でのレンズ補正が有効化されており、ワイド側で若干目に付く歪曲もスパッと補正してくれます。

また、いくつかのブログでは「周辺はかなり残念」との意見も見受けられますが、これは個体差でしょうか・・・

僕のレンズでは意図的に開放で意地悪な構図配置を繰り返しても、キッチリと結像しており、流れなども及第点以上かと。

もちろんAPS-Cでクロップした方が四隅は素晴らしいのですが、結論としてはフルフレーム使用でも全く問題なしでありました。

 

最後に嬉しい誤算をもう一つ。

なんとKPにつけてもボディ内レンズ補正が有効だったのです。

K-3iiやK-70ではまだ未確認ですが、ネットで調べても見つけられない情報でしたので、これは大変嬉しいことです。

恐らくK-3iiの後継機も対応しているでしょうし、間違いなくフレキシブル可動液晶となって登場するでしょうから、それまで待つか否か・・・。

 

しかしレンズ不足を懸念していたK-1も(24-70㎜WRはどうも値段に納得できず;)このFA☆のパフォーマンスを見る限り導入も見えてきました。

APS-Cクロップの機能を併用すれば、レンズの入れ替えは先送りできそうですしね。

 

とは言えRICOHさん。

DA12-24㎜やDA☆16-50㎜&50-135㎜の後継は急務だと思いますよ。

なかなか難しいところであることは推察できますが、どうかお頼み申し上げまする。

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】 中古カメラ屋での息子の遊び場がジャンクBOXとなっている件 

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 K-S1 + DA 21mm Limited