200years:

-ozekikoki-

やはり写真人でも動画の仕事は来る

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なかなか時間がなくて、未だX-H1を買いに行っておりませんが、そんな中で動画の仕事が舞い込みそうな気配なのであります。

 

フォトグラファーが動画の仕事を受けることは年々増えているのではないでしょうか。

簡単に言えば「低予算で映像制作をしたい」という需要が元々多くあり、一眼レフやミラーレスに搭載されている動画性能が飛躍的に上がったことの煽りを受けて、一石二鳥の感覚で「ならカメラマンはカメラマンでしょ?」という”ノリ”もあって依頼が増えてきたのだと思います。

 

個人的には写真だけの仕事に絞りたい気持ちが強かったのですが、ふと思うところがありましたので、今後しばらくは並行して受ける事にした次第です。

 

以前からこのブログを読んで頂いている方はご存知とは思いますが、僕の場合、出身は写真ではなく映像畑であります。

準備から撮影の段取り、編集、納品という一連の流れに不明点はなく、むしろ写真と比べて作業工数が多いという事実も理解しています。

 

最後に映像の仕事を受けたのは、たぶん5年前くらいです。

ですので今回は久しぶりの動画という事で、妙な緊張感を持ってしまっております。

そう、今回受けることにした理由は、この”緊張感”を嫌ったからに他なりません。

 

どういうことかと言いますと、頭ではわかっていても実践に不安を覚えたり、苦手意識を持ったまま避けるというスタイルに嫌悪感を抱いたからであります。

つまり僕の中ではこんな懸念が多く浮かんだんです↓↓↓

・昔よりビットレート(容量)の大きくなった動画素材を扱えるのだろうか

・以前より解像度が増しているがピントを追い込んで撮れるだろうか

・瞬時にカット割りを描く感覚が鈍っているのではないか

・現状スチール撮影用に確立しているワークフローや機材に大きな変化が出るけど対応できるか

・スチールには無い”音声収録”から常時光でのライティングも含めワンオペレーションできるか

などなど・・・

 

挙げたら結構ありますね(笑)

こうした細かな懸念が咄嗟に頭に浮かび、一瞬だけこの動画の依頼に対して腰が引けたのです。

しかし、どのよなリスクヘッジがあるのかを考えたときに、努力と準備、それからいざという時、映像業界で今も活躍している友人の存在も大きく、予算や規模に応じて役割分担さえすれば、それぞれの不安を解消できることが分かりました。

あと、極めつけはやはりカメラを扱う仕事全般において一瞬でも”腰の引けた”自分が許せなかったのですよね。

 

もちろん根本的な考えは写真の仕事に絞りたいところです。

しかし”自信ないからやらない”と”出来るけどやらない”は全く違うと思い、決断した次第です。

 

さて、X-H1がより必要になって参りました(笑)

早く買わなきゃなぁ・・・。

(店頭で値切るつもりなのでネットでは買えない奴)

 

オーゼキコーキ

 

【本日の一枚】

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