この頃は梅雨時期であるから初代E-M1を持ち出すことが多い。
12-40mm PROと組み合わせても十分に小型軽量で扱いやすいのだが、何よりも雨の中で気にせずに濡らしておける安心感は更にこの機種の取り回しの良さを引き立てる。
12-45mm F4なるPROレンズが登場したが、きっとそのうち手に入れてしまうかも。
などと言っても、お日様に恵まれた日に敢えてその組み合わせで持ち出すかと問われれば、たぶんGRやGXRに手を伸ばす事だろうし、何といっても愛しのDMC-L1だっていつも尻尾を振って私を見つめてくるわけで・・・。
そもそも自身が雨と縁遠いので、きっと先述のレンズはこの時期だけ目を向けているに過ぎない。
背面モニターの可動方式に対する好みと言えば圧倒的にチルト派だ。
たとえばタッチパネル×バリアングル機構の場合、モニターを出し広げる度にAFポイントを指で移動させてしまわないかと、実際は大した問題でもない事へ無駄にソワソワしてしまう。(一応OM-D系は一時的なポイント移動であるから要らぬ心配)
もっと言えば横にモニターを広げるわけだから、なんとなく瞬間的にカメラの横幅がサイズアップした気もするし手首をこねくり回すのも面倒くさい。
極めつけは光軸が・・・とだけは言わないでおきます。
似て非なるとは言えレンジファインダーも好きですから。
やはり使っていて理想的だったのはFUJIFILM X-T2から搭載された縦位置も1方向へ開く機構だ。
実はこっそりとLUMIX DC-S1も仕事に使っていた時期があったのだが、同様の可動方式で大変重宝したものだ。
初代E-M1も今となっては7年も前(数えてビックリ)のミラーレス機であるが、私がこうしてスナップカメラとして使う分には何も古さを感じない。
むしろAFも早いしWi-Fi付きだし手振れ補正も強力で雨にも負けないし至れり尽くせりである。
いや、もはや最新機種みたいなもんだ。
※オーゼキのメイン機L1は14年前ですから個人の感想として聞いてください
どうやらこの元フラッグシップ機が今なら中古で2万円台。
時の流れは残酷だが、その恩恵はありがたく享受する。
Camera & Lens
OLYMPUS OM-D E-M1
12-40mm F2.8 PRO