オーゼキコーキ ~僕らを幸せにするカメラとの日々~

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~僕らを幸せにするカメラとの日々~ by OZEKIKOKI

ついにRICOH GXR A12 50mm ユニットゲッチューの巻

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GXR + A12 50mm

 

たまらんです。

もう、いろいろと、たまらんです。

 

そうです、GXRユニット『A12 50mm』を手に入れたんです。

それも、たったの5000円ぽっきりで・・・。

 

場所は秋葉原

撮影の仕事で訪れていたのですが、時間があるのでいつものように中古カメラ散策。

そこで出会ってしまったA12 50mmユニットには”12000円”のプライスシールが貼られていました。

 

秋葉原で中古カメラ散策をしたことがある方ならご存知でしょうが、ごちゃりとカメラを並べたインド人系の男性が営む、あの店です。

 

いつものように「ひさしぶり!」と声を掛けると「オー!ヒサシブリ!サイキンコナイネ、マッテタヨー!」と、絶対に僕を覚えているはずもないのに、知り合いのテンションで接してきます。(六本木や新宿もそうですが、こういう系の人たちは必ずこんなふうに”もちろん覚えてるよ”という意思表示をしてきます(笑))

 

さて、本題ですがこのA12ユニット。すでに12000円でも激安なのですが、念のため店頭にあったGXR本体と僕が持っていたGXR本体で動作確認してみました。すると。

 

・・・動かない。

 

「これちゃんと動くの?」と事前に聞いた時は「モチロンヨー」と言っていたのに動かないのです。

インド人は焦ります。

「アー、ダメネ、ゴメンネ、コレコワレテルネー」と。

なら壊れているとして、いくらにしてくれるのかを聞いてみたら「イクラナラカウ」と聞いてくるので「5000円」と僕。

「イイヨ、ソレデ」

 

普通はこんな個体買いませんよねぇ。

でも僕には天性のカメラ運が脳裏で囁いたのです。

「壊れていない」と。

これは結構本当の話でして、どうにも壊れていないような気がしてならなかったのです。

不思議なもので、なんの迷いも無く僕はこのA12 50mmを買ってしまいました。

すぐさまカフェに入り、もう一度動作確認してみるとやっぱりダメ。

そもそも電源が入らないのです。

モーターの音だけして、すぐに起動を諦めてしまうようです。

ん~、と何回かON OFFを繰り返していると・・・

「あれ?動いた!?」

 

その瞬間、何事もなくモニターに像が写り、ちゃんと起動している事が確認できました。

 

もしやと思い、ファームウェアのバージョンを確認してみると・・・

やはり完全に初期の状態です。

要するにボディは最新ファーム、ユニットは初期ファームだったのであります。

 

恐らくは互いを認識することがスムーズにできず、軽いバグ状態だったということですね。

 

もうこうなると、このユニットを5000円という破格で買っただけとなりました。

ヤバいっす。最高の展開でありまっす(笑)

まるでこのA12ユニット君が「壊れているふりしておくゼィ♪」と、僕に協力してくれたとしか思えません。

 

もうテンションが上がっちゃって、撮影開始までそう時間は無かったのですが、そこは誰にも止められません。ニコニコとイジクリまわす少年がそこにいるだけです(笑)

 

手元のアイスコーヒーなどをパシャパシャと写してみると「なんだチミは」の驚異的に美しいボケとコクに鼻血が出そうになりました。

 

はい。

少年に帰っていたと言っても、僕も大人です。

ちゃんと時間どおりに現場に入りました。

GXR+A12 50mmを握りしめて(笑)

 

あり得ませんけど即行で実践投入しちゃったのです。

(誤解なさらず、ちゃんと手持ちのメイン機材でも同カットを撮影して、保険をかけておりますよ、当然やがな!)

 

内容はフード撮影でしたが、1カットめから「やっば~い♪」と心の中で叫びました。

モニターに出てる画を見ただけで完全OKテイク。

メチャクチャ旨そうです(笑)

その後も順調に撮影は進み、無事に終わってみると、採用カットは全てGXRという結果に・・・

 

いやー、驚きましたね。

情報収集だけは随分とマメにしていたつもりですが、実際に使ってみると大きく期待を超える画質でした。

 

と、ここで既にこのユニットを永らく愛用されている諸先輩方は疑問を持たれたはず。

「初期ファームでまともに使えた?」と(笑)

そうなんです。

まずAFが全く使い物にならない遅さと精度でありました。

「やはり壊れているのか?」と疑うほどの悪さに若干の動揺はしたものの、そこは冷静にMFで対処。

さらには後になってから気が付いたのですが、ボディ側がこのユニットを何者か全く認識していなかったのです・・・。

EXIFを見ても、感度と絞りとSSを記録しているだけで他は空欄でした。

(もしかすると初期ファームとは言え、本当はここまで酷いAFじゃなかったのかもしれません)

 

使いながらおかしいと思ったんです。

ISO400以下が存在しなかったり、DR拡大機能(P10ユニットに搭載されている機能)があったり・・・

そんなハチャメチャ仕様な状況で実践で使うなど言語同断の暴挙でありますが、同時にK-3で撮影していたカットよりも優れていたのと、データそのものには異常が無かったこともあって採用まで行ってしまいました。

 

※ボツカットですが旨そうな撮れ具合は伝わるかと・・・

f:id:OZEKIKOKI:20170525211013j:plainGXR + A12 50mm (初期ファーム V1.07撮って出しのJPEG)

 

やはや、我ながら中々のチャレンジャーです(汗)

まぁ、結果良ければ全てヨシということで(笑)

 

それにしても本当に”たまらん”価格と画質でおいしすぎる入手談となりました。

 

オーゼキコーキ

 

PS:家に帰ってからファームアップしたら案の定、完全にマッチングも取れて普通に使えるようになりました。ちなみにこの個体のシャッター回数を調べると6000カット程度。書きそびれましたが、外観も光学系も美品であります。

中古相場は23000円前後。

も~~~~~! ごっつぁんでぇぇ~す!!!!

 

【本日の一枚】

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GXR + A12 50mm