パート1のDMC-L1について書いた内容があまりにゴチャゴチャしてしまい、大きく反省していますが、アップしたからには駆け足でレンズ編も追加しなければ、という事でパート2です。
バーッと書いちゃいますよ!
■PENTAX M 35mm F2.8
本記事にてL1に装着されているレンズです。約2年前に購入し、現在に至るまで最も使用頻度の高い一本となっております。
特長としては35㎜判換算で70㎜という僕の最も好きな画角で使える事や、弁当箱のようなL1に対してベストなサイズ感が挙げられます。
そして使用頻度ナンバーワンの座を奪うこのレンズ。何と言っても最大の魅力は、やはりその描写にあります。
単焦点の魅力としては明るさや歪みの少なさ等、挙げればキリがございませんが
、このPENTAX 35mm F2.8も単焦点レンズとしての基本はしっかりと持ち合わせており、欠点は極めて見当たりません。
開放は柔らい中に芯のある描写、そして1段絞るだけで全体が引き締まり、驚くほどシャープな像を結んでくれます。
ヘリコイドのトルクや絞り環のクリック感も絶妙で、金属外装と相まって素敵な高級感を手から感じ取れる点もグッド。
目測でスナップができる距離計もシンプルで、かなり扱いやすいです。
中古市場でもソコソコ良い値段を見せますが、僕は外装ボロボロの光学ピカピカを破格の安値で手に入れました。
■MINOLTA MC ROKKOR 50mm F1.4 PG
僕にとっての飛び道具と言えばこれです。35㎜判換算100㎜。
依頼いただくポートレートではいつも活躍する一本。
極薄っすらとクモリが出始めていますが、開放がとても魅力的なソフトフォーカス効果となり、最短撮影距離も短い事から一本で2本分の役目を果たしてくれます。
そして絞った時がヤバいのです。
カミソリの様な切れ味と表現するのが最も適しているでしょう。
そのシャープさときたら、そんじょそこらの高級レンズでは太刀打ちできないレベルです。これは使った人しかわかりません。
ここぞの場面で期待以上の描写で毎度応えてくれる頼もしい一本です。
DMC-L1 + MINOLTA MC ROKKOR 50mm F1.4 PG
■Panasonic LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH
これぞスーパー万能レンズと言える1本です。
35㎜判換算は28mm-300㎜。
手ぶれ補正も強力で、これ一本で全てこなせてしまう恐ろしいレンズですね。
湾曲の少なさや色乗り、解像感、どれをとっても一級品で、これより焦点距離の短いズームレンズはもとより、数ある高倍率ズームの中でもダントツの描写性能を誇ります。
何もかも完璧だ!と手放しで喜びたいところですが、難点もいくつか・・・。
それは自重でレンズが伸びてきてしまうところと、故障のしやすさです。
まだこれと言った不具合はありませんが、ネット上の記事を見ると高確率で故障する模様です。
信頼度の面で常に不安が付きまといますが、その時はその時。
修理代は泣く子も黙る価格という事で、中古の良品を導入することでしょう。
DMC-L1 + LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH
さて、パート1、2と無駄に連載してしまいましたが、温かい目でご覧頂けたなら幸いです。
さすがにここまで散らかる内容になるとは思わずに書き始めてしまったもので、どうかお許しください。
今では化石化した4/3機のさらに不人気機種を、こよなく愛して使い続ける者の熱暴走といったところです。
オーゼキコーキ
【本日の一枚】