OLYMPUS XZ-10
冒頭のカット、なかなかですよね(笑)
そうなんですよ、OLYMPUSのXZ-10を中古で購入してみたんです。
ネット上では散々レビューされては褒められているXZ-10を今更ながら入手です。
ちょっと使っただけでわかりましたよ「こりゃいいぞ」って。
OLYMPUS XZ-10
設定はすべてJPEG撮って出し(RAWでも撮れるらしいですが)、ノイズリダクションOFFのシャープネスMAXです。
はい、僕にしては珍しくシャープネスを下げていないのでありますが、これは色々と試してみた結果、E-M5と同じエンジンを積んでいるXZ-10の処理の秀逸さからそのような選択をとりました。
OLYMPUS XZ-10
出てくる画は完全に1/2.3センサーのそれからは想像もできないほど優秀です。
そう、ご存知の通りこの機種は1/1.7センサーじゃないのです。
それでもレンズの優秀さとエンジンの威力で全く次元の異なる描写をしてくれるようです。
OLYMPUS XZ-10
とは言え高感度は弱く、低感度側からノイズが出てくる機種ですが、それはGX100も同じ。
そしてノイズリダクションをOFFにした時のノイズの出方がよく似ているったら驚きです。
完全にディテール優先のザラツブノイズに程よく酷いカラーノイズ(笑)
素晴らしい。
塗りつぶす機種が圧倒的多数を占める中で、こうした画作りをする機種があったのですね。
これまた買ってみなくてはわからない個性です。
OLYMPUS XZ-10
そしてセンサーが小さいので寄れる寄れる。
レンズの明るさも頭一つ抜けていて、テレ端でF2.7の恩恵は計り知れないです。
そしてまた接写時のボケも綺麗で程よく生意気であります(良い意味でね(笑))
日常使いにおいてGX100を超える機種にようやく出会えました。
(だれかもっと早く教えてくださいよ(笑))
OLYMPUS XZ-10
そしてGX100の後継となるならば大切なのはモノクロでありますが・・・。
いい、いいぞこれ。
OLYMPUS XZ-10
AFも早いしレスポンスも良い。
明暗も巧みに処理されていて、このクラスのコンデジに対してエンジンが随分と贅沢であることが体感できます。
細かいところでOLYMPUSさんに突っ込みを入れたくなる点はありますが、まぁどんな機種にもそんな愛嬌はあるわけで、トータルで90点を超えるようなコンデジは本当に久しぶりであります。
そうそう、二代目GX100は?ってなりますよね。
実は買ってそんなに経っていませんが不具合が発生しました;
もう諦めもつくというものです、トホホ。
RICOHのコンデジは大好きですが、どうも故障や不具合に見舞われる事が多く、個人的に相性が疑わしいところであります。
そこでまさかのOLYMPUSですが、やはり写真屋さんの画作りですね。
どことなくフォーサーズ時代のE-3以前の機種に似た匂いを感じる処理には非常に好感を持ちます。
GX100よりも新しいですし(とは言っても既に5年前の機種)、今後長い付き合いになりそうです。
本格的に「最高」の称号を与えたくなった時は、二の前にならぬよう、もう一台買うかもしれません(笑)
すぐにOLYMPUSロゴをパーマセルで隠しちゃいましたが、なかなかですよね、この控えめで可愛らしい道具感(笑)
レンズ周りの文字も爪でコシコシして取っちゃおうかしら。
というわけで、愛せる機種に出会えて喜んでいるオーゼキでありました♪
【本日の一枚】
OLYMPUS XZ-10