前々から聞いてはいたんです、このS10は良いぞって。
けど今までなかなか買わなかった理由がありまして・・・
それは中古の美品を滅多に見かけないという事。
綺麗なデザインですし、どうせなら美品が欲しいのですが全く出てこない。
たぶん外装をお洒落に振り過ぎて繊細な表面にしちゃったのでしょう。
ということで、少々小傷はあるもののギリギリ映し方によっては誤魔化せる範囲の個体をゲットして早速使ってみました。
すると背面モニターを見る限り、カメラの中にPENTAXのKシリーズでも入ってるのかと思うくらい良く写るのです。
そしてPCで見返してもその印象は変わらずで、感度は400までに抑えたいところですが色と言い暗部の表現と言い侮れない画作り。
ただ注意点としては、搭載されている液晶はややコントラストと彩度が高めです。
そして若干ディテールを柔らかく表示をするので、人によってはパラメーターのシャープネスを上げたくなる事でしょう。
ですがチョッチュ待って。
実際のJPEGは元々キツ目にシャープが掛けられているので、僕の主観では逆にマイナスに振る方が良いと思います。
あとは露出補正に加えコントラストと彩度をFnからササっと調整しながら撮ると本当に良い写りで魅せてくれます。
こんなの2007年製のデジカメから撮って出しで得られるなんて驚きですし、購入金額なんて驚きの1000円ですよ・・・
撮った後にモニターを見ながら「まじかぁ、えー凄くない?凄くない?」と、動画のカメラも回ってないのに独り言を呟いてしまいました。
もし今の技術で1200万画素程度に抑えつつサイズを維持して作ったらなら「スマホよ、これがコンデジだ」という画質で存在の面目を保てるでしょうに。
ん~いや、スマホも綺麗に見せるのが上手いですからやはり難しいですかね;
僕が使ったことのあるPENTAXのコンデジとしては最も古い機種でしたが、この頃からJPEGの画作りが上手だったのだなと再認識致しました。
ちょっと出かける際にヒョイとポッケに放り込む機種としてもかなりお勧めしたくなる1台です♪
オーゼキコーキ